⻑谷川海音によるソロプロジェクト・のの、バンドサウンドに回帰した新曲「ドライフルーツ」リリース

⻑谷川海音によるバンドプロジェクト・ののが3ヶ月ぶりとなる新曲「ドライフルーツ」を配信シングルとしてリリースした。

2022年末より⻑谷川海音の一人体制になった“のの”だが、新曲はバンドサウンドへの回帰を強く意識した仕上がり。現体制以降に発表してきた「ひこう船」「バウムクーヘン」「paranoid」といった楽曲で見せてきたような、物事の本質に近づこうと静かに深く考える内省的な自己観察や哲学的な自問自答が彼の魅力のひとつだが、「ドライフルーツ」ではそれとはまた違う空気感の、より外に開けた世界観が展開される。

バンドサウンドといっても、ポップとロックの狭間で鳴り続ける“のの”の独特の音楽的センスはさらに磨きがかかっている。旨みが凝縮されたドライフルーツのように新曲を楽しんでほしい。

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ある夏の夜、儚い祭りのあとのような気配漂う川辺で、穏やかな風が吹く。
今の自分は過去の自分と地続きだと、ふと感じる。恥ずかしいと思っていたことも、許せる気がする。少し、前向きな気持ちになれる。
胸の中にある、ドライフルーツのような記憶。乾いて甘みが凝縮されて、少し黒ずんでいる記憶。それらもきっと、いずれ爽やかに身体に染みていく。

シングル「ドライフルーツ」は、このようなイメージを思い描き制作した曲です。
バンドサウンドに回帰し、新たなののの空気感が存分に詰まった曲。熱気と乾きを帯びたグルーヴを感じてもらえたら嬉しいです。

のの
長谷川海音

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