トレヴァー・ラビン、34年ぶりのボーカル入りソロ・アルバムをリリース
トレヴァー・ラビンが、ソニーミュージック傘下のインサイドアウト・ミュージックと契約を結んだ。10月6日にニュー・アルバム『リオ』をリリースするという。
◆トレヴァー・ラビン画像
『リオ』は1989年発表の『キャント・ルック・アウェイ』以来、およそ34年ぶりにヴォーカルをフィーチャーしたソロ・アルバムになるそうだ。アートワークは自作の絵画を使ったもので、タイトルはラビンの孫娘にちなんで命名された。
ラビンは「インサイドアウトとの契約はこの上なく自然で幸せなものだった。トーマス(・ウェイバー/レーベル創設者)と僕はしばらく前からの友人で、一緒に仕事をしたいと常々思っていたんだ。このプロジェクトの完成が近づいた頃、僕はトーマスに連絡した。それくらいシンプルな話さ。インサイドアウトのチームと仕事ができて、ソニー・ファミリーの一員になれるのは、最高にハッピーなことだよ」とコメント。
アルバムの制作については「この10年間にわたってアイデアやコンセプトがあったけれど、忙しいスケジュールの都合で実行に移せなかった」「年月があっという間に過ぎ去っていったというのが正直なところだね。今こそかたちにするべきだと確信して、いったん勢いに乗ったら四六時中アルバム作りに取り組んだよ」と振り返っている。
また、インサイドアウトのトーマス・ウェイバーは「トレヴァーと組むことは、私にとってもレーベルにとっても、バケットリスト(将来やりたいことのリスト)のひとつが叶った大きな瞬間でした。80年代初めに彼一流の作曲スタイルのファンになってからというもの、ずっと彼に注目してきました。彼はロック・ミュージック界の真の偉人のひとりです。『リオ』は我々の望みすべてを体現するとともに、それ以上のものを与えてくれる作品です!」と述べている。
アルバム『リオ』|『Rio』
※全世界同時発売/日本盤CDも同時発売