小林私、最新アルバムから「可塑」ミュージックビデオを公開

小林私が、6月28日に発売された3rdアルバム『象形に裁つ』より、収録曲「可塑」のミュージックビデオを公開した。

◆「可塑」MV

アルバムのリード曲である「可塑」は、随所でライムが刻まれた心地よいリズムを持った歌詞と、白神真志朗がアレンジを担当した小気味よいエレクトロ・スウィング・サウンドが魅力的な1曲。

ミュージックビデオは7月15日にGORILLA HALL OSAKAで行われた小林私ワンマンライブ＜分割・裁断・隔別する所作＞の公演中にサプライズで最速公開され、その後YouTubeにも公開された。初タッグとなる岡本太玖斗が監督を、岡本斗志貴がモーショングラフィックスを務めている。

なお、ワンマンライブ＜分割・裁断・隔別する所作＞は8月5日（土）、8月27日（日）に東京での2公演が開催される。


■小林私「可塑」Music Video
監督/撮影: 岡本太玖斗
モーショングラフィックス: 岡本斗志貴
メイク: カンナ
照明助手: 菅野淳里
アシスタントプロデューサー: 深川留里
プロデューサー: 山口洋介
製作: 株式会社コエ

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■監督：岡本太玖斗コメント
この楽曲が持っている、熱の成分と颯爽とした冷気の配合感は、そのまま小林私という人物の佇まいだと思いました。
その空気をできる限りノイズを加えない状態で提示したく（それで十分だと思ったので）、白いスタジオで1人演奏していただきました。
私はその姿を、冷静に観察するような態度で撮影しました。
当初の依頼が歌詞を用いたリリックビデオだったのですが、映像の上から添加する形で文字を加えるのは、演奏のエネルギーに水を差すのでしたくない。
従って必然的に、テキストも小林氏と並列の映像素材として扱われるものにしようと考え、演奏と言葉が互いにせめぎ合うような構成に至りました。
生身の身体と、そこから外へ出た言葉が、対等な関係でリズムを構成します。

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