『すずめの戸締まり』主題歌ボーカリスト十明、野田洋次郎プロデュースでデビュー
▲デジタルシングル「灰かぶり」ジャケット
映画『すずめの戸締まり』(2022年)で主題歌「すずめ」のボーカリストを務めた十明が、野田洋次郎のプロデュースを受け、シンガー・ソングライターとしてデビューする。自身が作詞、作曲したデビュー曲「灰かぶり」が7月5日に配信リリースされることが決定した。
◆十明 画像
「灰かぶり」は、普通の大学生がSNSを通じて発掘され一躍その声を世界中に轟かせることになるというシンデレラストーリーの裏側にあった、“満たされず報われなかった青春時代に育んだ感情”を音楽として昇華させた一曲だという。
この発表とあわせて、Rdrahが手がけたファーストビジュアルが公開された。十明は7月3日21時半よりTikTok LIVEで弾き語りライブの配信を行う予定とのことなので、そちらもお見逃しなく。
▲十明
プロデューサーの野田洋次郎は次のようにコメントを寄せている。
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■野田洋次郎 コメント
彼女の歌を聴いていると湧き上がってくる不思議な形の感情。
彼女が持つ歪んだ、でもまっすぐな、怖いくらい純真な感情。
この気持ち、自分も知っている。かつてたしかに自分の中にもあった。ドロドロと美しい、悍ましい感情。いつの間にか蓋をした。平気な顔がうまくなった。
でも彼女は違う。彼女の蓋は小さすぎてとても塞ぎきれない。溢れ出てくる。
彼女の歌は叫んでいる。あんなに聞き心地のいい軽やかな声が、叫びとして響いてくる。
「私を見て」。自分の凡庸さを、美しさを、劣等感を、強さを、見て。そんなふうに聞こえてくる。すごい歌だなと思う。
今も次から次に歌が生まれています。その度にえも言えぬ興奮を覚えます。
「灰かぶり」は十明という物語の入り口。ぜひ、この先も楽しみにしていてほしいです。
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Digital Single「灰かぶり」
https://lnk.to/toaka_hk
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