Jun Futamata、群像や警鐘をテーマに新曲「Murmuration」リリース

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イノセントで透明感のある歌声と、声のレイヤーを重ねて構築する独自の作曲スタイルで唯一無二の音世界を表現するアーティスト・Jun Futamataが、新曲「Murmuration」を配信リリースした。

Jun Futamataは、TVアニメ『REVENGER』の劇伴を手がけるなど、ポストクラシカルやアンビエント、現代音楽から、環境音楽、ミニマル、クラシック、エレクトロニカに至るまで、幅広いリスナー層を魅了している。

アイスランドのシガーロススタジオにてレコーディングした今作「Murmuration」は、かねてから社会の歪みなどを題材に作品作りをしてきたJun Futamataが、群像や警鐘をテーマに試みた楽曲。2019年にアイスランドで消失したオクヨクットル(Okjokull)氷河、世界各地の温暖化問題に胸を痛めた経験からこの曲が生まれた。イントロから曲全体を通して反復されるチェロのフレーズは、失われつつある環境への警鐘をイメージさせ、有機的なフレーズと共にビルドアップしていくこの楽曲は、「混沌」と同時に「儚さ」を感じさせるような魅力的な作品に仕上がっている。

また、約100年前に発明されたオンドマルトノを忠実に再現したシンセサイザー楽器・オンドモをはじめ、アイスランド、シガーロススタジオ内に無造作に置かれていた無数の変わった楽器達がダビングされており、2023年アカデミー賞で音楽賞を含む4冠を受賞した映画『西部戦線異状なし』にも参加したFrancesco Fabris(Bedroom Community)がエンジニアを担当した。

今作は今年秋にリリースされるアイスランドレコーディング作品集にも収録予定となっている。

リリース情報



Jun Futamata「Murmuration」
6月28日リリース
配信リンク:https://lnk.to/murmuration

Jun Futamata 2nd Album アナログ盤・カセットテープ予約:https://junfutamata.official.ec/

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