コルグ、アフタータッチ付き61キー搭載「wavestate SE/SE」発売

コルグが、アフター・タッチ付き61鍵ナチュラル・タッチ・キーボード搭載で数百ものアップデートされたプログラム、金属製の高級感ある外観デザインが特徴の「wavestate SE/SE」、数量限定のPlatinumエディション「wavestate SE Platinum」を6月下旬に発売する。

wavestate SEは、コルグの名機WAVESTATION を強力に進化させ、ウェーブ・シーケンスを新たな次元に引き上げたモデル。カリフォルニアで設計、日本で製造され、金属製の筐体にアフタータッチ付きのプレミアムな61音キーボードを搭載している。新しい時代のミュージシャン、作曲家、プロデューサーのために作られ、数百ものダイナミックなサウンド、操作パネルのノブによる広範なコントロール、120 音の最大発音数を備え、新しいレベルの創造性を刺激する。

サンプル波形が刻々と変化し、かつてないサウンドを実現するウェーブ・シーケンスを世界に発信した伝説のシンセサイザーWAVESTAION。コルグのフラッグシップ・モデルのOASYS、KRONOSでは、ウェーブ・シーケンスを発展させ、濃密で変化に富んだパッド系サウンドや、リズム系サウンドなどで独自の音世界を構築してきた。2020年に高評価を得たオリジナルのwavestateは、大胆にリアレンジしたウェーブ・シーケンシング2.0を搭載。驚異的で千変万化のサウンドを、わかりやすいコントロールで実現しWave Sequencingを次のレベルへと導いた。ノスタルジックな復刻からは距離を置くwavestateは、モジュラー・シンセやグルーヴ・ボックス、アルゴリズミックな作曲法など多様なソースから曲作りのヒントを得ている新世代のミュージシャン、作曲家、プロデューサーのために、まったくの新設計で開発したモデルだ。

また、wavestateはもう一つの画期的なコンセプトを導入。wavestate nativeソフトウェア（別売、wavestateユーザーは割引価格で購入可）は、完全な互換性を保ちながら、妥協することなくDAW の中で利用することができ、ソフトウェアとハードウェアのワークフローをシームレスに行き来するために最適。

そして、コルグはフラッグ・シップ・モデルであるwavestate SEを発表。日本で製造されるwavestate SEは、コルグのハイエンド・ワークステーションと同様の優れた操作感を実現するアフター・タッチ付き61音ナチュラル・タッチ・キーボードを搭載。金属製のボディは、ライブやスタジオで活躍するスマートで強靭なもので、金属製のノブは適度な重さがあり微調整が容易。また内部には同時発音ステレオ120ボイス（wavestateの約2倍）を搭載している。


さらにwavestate SEには、アフター・タッチ・コントロール用にアップデートされた数百のサウンドが付属しており、これらはオリジナルのwavestate でも利用可能。また、オリジナルwavestateとwavestateネイティブソフトウェアの両方のサウンドとサンプルに完全対応しており、そこには多くの優れたサード・パーティ・ライブラリも含まれている。

61鍵ナチュラル・タッチ鍵盤を搭載し、コルグのハイエンド・ワークステーションと同様の優れた操作感を実現。アフタータッチによって、進化するwavestate独自のサウンドを指先でコントロールすることができる。もちろん、プリセット・プログラムもアフタータッチ対応へとアップデートし、新しいパフォーマンス・プログラムも追加している。

美しさと、力強さ。wavestate SE のエレガントな金属製の筐体は、単にゴージャスなだけでなく、過酷なツアーにも耐えられるよう設計。マット・ブラックのアルミ・パネルとグロス・ブラックの金属製サイド・パネルが絶妙なコントラストを描き、金属メッキのノブも高級感を演出している。

wavestateSE は、ケーブルやペダルを収納できる専用ハードケースが付属する。