サー・アンドラーシュ・シフ、秋に日本公演を開催

ポスト

ピアニストのサー・アンドラーシュ・シフが、2023年秋に日本公演を開催することが発表された。

9月29日(金)東京オペラシティ コンサートホール、10月1日(日)ミューザ川崎シンフォニーホールの全2公演を開催し、チケットは6月29日より最速となるカジモト・イープラス会員限定先行受付を行う。

昨年秋に行われた日本公演では「曲目は事前に決めず、ステージ上で話を交えながら発表する」というスタイルのリサイタルを行った。はじめは戸惑った聴衆も多かったかもしれないが、最終的には多くの方がそれを愉しみ、音楽との新鮮な出会いを楽しんだ。今回の2公演はいずれもそのスタイルの公演となる。

■サー・アンドラーシュ・シフ
1953年ブダペスト生まれ。現代最高の鍵盤奏者の一人。
J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、バルトーク、ヤナーチェクなどの主要な鍵盤作品によるリサイタルや全曲演奏会、録音を活動の中心とし、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲によるリサイタルは2004年から20都市以上で行った。モントゼー音楽週間の芸術監督を務めたほか、これまでに多くの音楽祭を主宰し、室内楽にも力を入れている。また若い才能へのサポートも行い、“ビルディング・ブリッジ”シリーズは彼らに演奏の場を与えている。
世界の一流オーケストラや著名な指揮者の大多数と共演してきたが、近年は弾き振りの活動に力点を置き、1999年には国際的なソリストや室内楽奏者、友人たちから成る自身の室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを創設。カーネギーホールやルツェルン・フェスティバル、またザルツブルクのモーツァルト週間などで演奏している。2019年の日本公演も大成功を収めた。2018年にはエイジ・オブ・エンライトゥンメント管のアソシエイト・アーティストにもなっている。
2014年には英国よりナイト爵位を授与されたほか、受賞や受章も多く、ボンのベートーヴェン・ハウスやウィーン・コンツェルトハウスの名誉会員でもある。2022年にはバッハ・メダルを受賞。
2017年に著書「静寂から音楽が生まれる」(日本語版が2019年春秋社より刊行)を、ベーレンライター&ヘンシェル社から刊行した。

ライブ・イベント情報

<ピアノ・リサイタル 2023>

9月29日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティコンサートホール
10月1日(日)17:00開演(16:30開場)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール

●プログラム
曲目は、当日ステージ上でシフのトークを交えながら発表。
●チケット
S \15,000 A\ 12,000 B\ 8,000
カジモト・イープラス会員限定先行受付
6月29日(木)12:00~7月2日(日)18:00
一般発売
7月8日(土)10:00
この記事をポスト

この記事の関連情報