【インタビュー】Petit Brabancon、yukihiroが語るEP『Automata』「今回は聴いてわかりやすい変化」

■ヴィジョンを形にするということに関しては
■それなりにできているんじゃないかな

──6曲それぞれタイプが違うし、新しい面も見せて、非常にバランスのいい仕上がりになっていると思います。

yukihiro：うん、このEPは作れてよかったなぁって思っています。

──これを引っさげてツアーに出るわけですが、どんなものになりそうですか。

yukihiro：うーん、それはもう、やってみないとわからない（笑）。

──前回のツアーはどうでしたか？

yukihiro：面白かったですよ。ただもうちょっと本数をやれれば良かったかな。個人的にはちょっと反省が残ったかな、っていう感じで。もうちょっとやれば、それを挽回できたと思います（笑）。

──どういう反省だったんですか？

yukihiro：単純に演奏面で。ツアーの1本目とかって、例えば演奏が固いよな、とか、いろいろあるんですよね。ライヴを重ねていくとこなれていく部分もあれば、新たな課題が出てきたりもする。そういうものが消化しきれなかったなっていう。もうちょっと本数があれば…全部は消化できないにしろ、もう少しトライできただろうなっていう感覚はありました。


──この間の＜KNOTFEST JAPAN 2023＞はどうだったんですか？

yukihiro：そのツアーでの反省を、個人的には生かせて、良い形にできたなと思っています。

──Petit Brabanconの客だけではない人たちを相手に演奏するのも良い経験というか、刺激になるんじゃないですか？

yukihiro：うん、そうですね。会場も大きかったので。

──結局まだ、ライヴの本数ってトータルで10本ぐらいですか？

yukihiro：10本ないんじゃないですかね。

──その少ない中でご自分の思い描いているヴィジョンをどれだけ実現できてます？

yukihiro：それは、わりとできています。点数をつけるのは難しいけど、ヴィジョンを形にするということに関しては、それなりにできているんじゃないかな、という気はしていますね。制作物に関してもその感覚はありますし。次のツアーはもっと良くなると思います。

──楽しみです。yukihiroさんは、Petit Brabanconじゃない自分の活動はどうなってるんですか。

yukihiro：ACID ANDROIDはずっとやっていますよ。近々いろんなことを発表できるように準備してます。

──そうですか！ それも楽しみですね。

yukihiro：それはそれで別の機会に取材をお願いします（笑）。

取材・文◎小野島大
撮影◎河本悠貴(MV撮影時)






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