DOD、オーバードライブやフェイザーなど往年の名エフェクターが続々再登場

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DODから、日本国内では2014年から2018年頃までに発売されていたブースター、コンプレッサー、エンヴェロープ・フィルター、オーバードライブ、フェイザーなどコンパクトエフェクターの数々が再発売された。

●Bifet Boost 410

日本国内では2014年から2017年頃まで販売していたDOD Bifet Boost 410再登場。Bifet Boost 410は、パワーとクリーンなサウンドを兼ね備えたブースター。バッファーをオン・オフできるスイッチを装備することにより、エフェクター・チェーンの中でフレキシブルな用途に対応。例えば、バッファーをオフにしてエフェクター・チェーンの最初に接続して使用すれば、ファズ・ペダルへバッファーすることなくオリジナル・サウンドを保ちながら演奏が可能。また、バッファーをオンにしてエフェクター・チェーンの最後に接続すれば、多くのエフェクトを通過した信号のロスを補う用途に使用できる。Bifet Boost 410は、トゥルー・バイパスなので、エフェクト・オフ時にオリジナル信号を劣化させることもない。軽量なアルミニウム製のシャーシは持ち運びにも便利。

●Compressor 280

Compressor 280は、日本国内では2014年から2017年頃まで販売。その再登場だ。Compressor 280は、フレッシュ・スクイーズ感覚のコンプレッサー。ソロでもコードワークでも、ワイルドなピークにコンプレッションを掛けることにより、サウンドの粒立ちを揃えダイナミクスに抑えることができる。オープン・ストリングでもヴォリュームの変化を最小に抑えることが可能で、カントリーのようなクリア・サウンドからスタッカートなドライヴ・サウンドまで、演奏スタイルを問わずピッキング・アタックと均等なレベルを保つ効果がある。また、楽器の持つダイナミック・レンジをコントロールすることが可能。ダイナミック・レンジにコンプレッションを掛けてソロのサスティーンを長くしてタイトにし、その後に接続したエフェクトやアンプのクリップを防ぐ。Compressor 280は、トゥルー・バイパスなので、エフェクト・オフ時にオリジナル信号を劣化させることもない。

●Envelope Filter 440

日本国内では2014年から2018年頃まで販売していたEnvelope Filter 440。Envelope Filter 440は、唸るようなサウンドから、ピックのアタックに応じてゆっくりとスイープが掛かり泣き声のようなサウンドを作ることができる個性的なエフェクター。多彩なスイープ効果を演出することができるヴォイスのアップ/ダウン・スイッチを装備し、アップ・ポジションではエンベロープ効果、ダウン・ポジションではベーシストも好むダブリング・サンダー効果を作り出すことも可能。こちらも、トゥルー・バイパスなので、エフェクト・オフ時にオリジナル信号を劣化させることはない。

●Overdrive Preamp 250

日本国内では2014年から2015年頃まで販売していたDODの伝説的なOverdrive Preamp 250が再登場。1980年代に誕生した初代Overdrive Preamp 250の伝統的なクラシック・トーンをキープしたまま、現行のOverdrivePreamp 250は、ペダル・オフ時でもトーンの劣化を防ぐトゥルー・バイパス、ステージでの視認性を高めるブルーLED、そしてペダルボードへの拡張性を高める9V DCインプットを備えている。コントロールは、初代モデル同様のシンプルなGAINとLEVELコントロールを装備。GAINはクランチからメタルまで幅広い歪みの量をコントロールし、LEVELはサウンドの色づけからソロ・ブーストまで可能な幅広いレンジが特徴。軽量なアルミ素材の筐体は、イエロー・メタリック・フレークとマット・ブラックのカラーリング。

●Phasor 201

日本国内では2014年から2016年頃まで販売していたPhasor 201が最新のスペックを身に付けて復刻。1970年代にフェイザー・エフェクトの先陣を切ったPhasor 201のアナログ感とその経験を生かし進化したPhasor 201は、ペダル・オフ時でもトーンの劣化を防ぐトゥルー・バイパス、ステージでの視認性を高めるブルーLED、そしてペダル・ボードへの拡張性を高める9V DCインプットを追加。エフェクト・サウンドのデプスとスピードを幅広くコントロールできるシンプルなスピード・コントロールを装備。軽量なアルミ素材の筐体は、ブルー・メタリック・フレークを基調としたカラーリング。

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