EBiDAN、3組がオリジナルユニット曲を制作&配信する“ドリームマッチ”最終結果は?

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EBiDANによるユニット企画『EBiDANドリームマッチ』の最終結果が、5月13日の夜に生配信で発表された。オフィシャルからの配信レポートをお届けする。

◆EBiDAN 写真(12点)

超特急やM!LK、SUPER★DRAGONなど、数多くの人気ボーイズグループを輩出している若手アーティスト集団・EBiDAN(恵比寿学園男子部)。4月5日には一風風靡セピアの代表曲カバー「前略、道の上より」と、最新オリジナルソング「New day! New wave! 2023」を7グループ合同で2曲同時配信リリースし、それに伴い『春だ ソイヤ!だ EBiDANだ』プロジェクトを繰り広げてきた。

拠点である恵比寿や渋谷、原宿等で大規模な広告展開を行ったり、山手線や田園都市線・東横線をジャックしたりと、EBiDAN史上最大規模のリリースにふさわしい企画を数々行ってきたが、その一環である『EBiDANドリームマッチ』の最終結果を5月13日の夜に生配信で発表。山手線の各駅にちなんで、7グループのメンバー総勢48人をユニット分けした27組のうち、オリジナルユニットソングを制作&配信リリースする3組が決定した。

見事栄冠に輝いたのは1位を獲得した兄弟ユニットの「目白駅」、西日本出身者が集まった2位の「西日暮里駅」、そして+α(ピタリ賞)の韓流好きチーム「新大久保駅」。それぞれにオリジナル曲を引っ提げ、8月11、12日には所属アーティストが一堂に会する『EBiDAN THE LIVE UNIVERSE 2023』で国立代々木競技場 第一体育館のステージに立つ。


全27駅バージョンでリリースされた「New day! New wave!」のストリーミング再生数や、各メンバーが引くソイヤ!かるた、毎週月曜日のAWAラウンジ・YouTube生配信などを通じて、ポイントを競い合ってきたドリームユニット27組。その最終結果が発表される生配信番組のMCを務めたのは、EBiDANの司会といえばおなじみの超特急・リョウガと、原因は自分にある。の大倉空人だ。大倉はスタッフからの“MCを頑張ったで賞”により、リョウガのサポート役に抜擢されたとのこと。「今日も精いっぱい頑張りたいと思います」と気合を見せた通り、「終わりたくない! ソイヤカルタ一生引きたい!」と愚痴る最年長のカイに「全然いつでも引けると思います」と冷静に突っ込んだりと、抜擢にふさわしい機転で場を沸かせる。


そのほか、超特急のカイ、タクヤ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル、M!LKの塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人、原因は自分にある。の小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤潤、吉澤要人、BUDDiiSのKEVIN、SEIYA、YUMA、SHOW、TAKUYA、HARUKI、FUMIYAが配信に参加。さらに、リリースイベントを終えて駆けつけたONE N’ ONLYのEIKUとTETTAも加わり、合計28人で番組を進行させていった。まずは27位から13位までが発表され、各ユニット名を読み上げながら順位ボードに名札を貼っていく吉澤要人のイケボに「いい声!」「落ち着いちゃうなぁ」と声が飛ぶ。

オリジナルユニットソングを制作&配信リリースし、『EBiDAN THE LIVE UNIVERSE 2023』(通称・エビライ)でパフォーマンスできるのは1位・2位のチームと、3位から12位の中から選ばれる+α(ピタリ賞)の3組のみ。そのため駅名がコールされるたびに該当メンバーが悔しそうなリアクションを見せるが、中でも衝撃だったのが18位の「鶯谷駅」だ。鳥を飼ったことのあるマサヒロとEIKUの2人がメンバーのはずが、なんとEIKUが「僕、文鳥飼ってないです! 飼ってたのは鳥じゃなくてハムスターでした!」という、まさかの勘違いを告白し、カイが「一緒、一緒!命は等しく平等です!」と優しくフォロー。また、高身長メンバーの17位「大塚駅」に、ラーメン好きの16位「田町駅」と、発表されるたびメンバーに入っているタカシが「何個入ってるの!?」と突っ込まれたりと(実際は5ユニットに参加)、大盛り上がりのなか順位発表は進む。

続き、+α(ピタリ賞)の可能性があるトップ12が順に発表され、呼ばれていないのは超特急のタクヤにONE N’ ONLYのNAOYA、ONE N’ ONLYのHAYATOにBUDDiiSのFUMIYA、BUDDiiS のMORRIEにSHOOTというEBiDAN内の兄弟3組が所属する「目白駅」と、西日本出身者による「西日暮里駅」のみに。この2組のユニットソング制作&配信リリース、エビライ出演が確定した上で、2位が「西日暮里駅」、1位が「目白駅」と発表されると、タクヤは「よっしゃあ!」と拳を突き上げてFUMIYAとハグをする。FUMIYAは「このメンツでステージに立てると思ってなかったですし、今、緊張しています。なかなか無い絡みなのかなと思うので、オリジナル曲楽しみにしててください!」と。さらにタクヤは「去年のエビライでDISH//が卒業して、僕が“EBiDAN売れようぜ!”って言ったんですけど、その一大プロジェクトが皆さんの力でこんなにもでっかくなって。支えられてるんだなって感じたので、その恩返しをステージでできたらなと思います」と抱負を語った。

また、2位の「西日暮里駅」は超特急のタカシ、マサヒロ、ハル、M!LKの塩﨑太智、曽野舜太、吉田仁人がメンバーということで、タカシは「新しい曲を作れる、みんなで歌えるってことがすごく楽しみ。ある意味M!LKと超特急のコラボといっても過言ではないので、みなさんぜひ楽しみにしておいてください」とコメント。続いて曽野が「西日本の“やったろっか!”って気持ちを込めて。今まで標準語の曲が多いと思うんですけど……」と口にすると、「標準語の曲、いらんねん!」と荒ぶったタカシに、九州出身の吉田が「全然違うから、方言が!」と焦りを見せる。ちなみにユーキいわく「僕、徳島出身なのに、(西日暮里)に該当してないんですよ」とのこと。それにリョウガは「ユーキさんは宇宙人なんでね。漏れちゃった!」と返して、笑いをさらった。


ここからは+αのピタリ賞が、なんとあみだくじで選出されることに。4月29日の『EBiDAN THE PARADE』のステージでお披露目を果たし、新たにEBiDANに加わった新グループLienelから芳賀柊斗、近藤駿太、高岡ミロ、森田璃空が、アルファベットの並ぶあみだくじのボードを運び入れ、そこに3位から12位のユニット名札を各チームの代表者がボードに貼っていく。目がいい面々が集まった12位「目白駅」の小泉光咲が札の貼り位置を間違えて、愛すべき天然ぶりを見せたのを筆頭に、10人が貼り終えると本日欠席のSUPER★DRAGONとさくらしめじ、欠席予定だったONE N’ ONLYがメッセージ映像を通してあみだに2本ずつ線を追加。さらに大倉に指名された長野凌大から、「自分で運命変えられますよ!」とリョウガに煽られてSEIYA、YUMA、吉澤要人が線を書き入れたところで、アロハがシャッフルしたボックスからアイマスクをつけたユーキがボールを引く。そこに記されたGのアルファベットからあみだをたどった先にあった名札は、韓流好きチームの「新大久保駅」だった。メンバーのカイ、塩﨑太智、吉澤要人が前に出て大喜びすると、カイは「せっかく韓流好きチームで選ばれたので、メチャクチャカッコいい、本当にK-POP寄りな曲をやらせていただけたら嬉しいなと思っております」と決意表明。他にもHAYATOにSHOOT、SUPER★DRAGONの池田彪馬と、歌やラップ自慢のメンバーが名を連ねているので、文字通り“カッコイイ曲”が期待できそうだ。




2曲同時リリースが発表された3月から長期にわたり、EBiDAN全体で一つのことを長期間続けて、一緒に盛り上げたのは、メンバーにとっても初めての体験。それについてタクヤは「僕たちも、それぞれのユニットを応援してくださるファンの皆さんも一つになって、EBiDANというプロジェクトを大きくしてくれてるんだなと実感できました。今年のエビライは代々木なんで、メチャクチャ盛り上がること間違いないと思います。最高の日にしましょう」とメッセージをくれた。また、番組の最後には「New day! New wave! 2023」のMVが、5月16日の21時に公開されることが発表。国立競技場で撮影された本作について、タカシは「撮影日自体は肌寒かったけど、MV自体は心が温かくなるような仕上がりになっているので、ぜひチェックしてもらえたら嬉しいです」と自信を見せた。

グループの垣根を越えた一大プロジェクトは、2日間3公演で約4万人を動員するというEBiDAN史上最大スケールの<EBiDAN THE LIVE UNIVERE 2023>でクライマックスへ。本日選ばれた3組のパフォーマンスも含め、今後のEBiDANに対する期待は尽きない。

文◎清水素子

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