フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、36年ぶりに再結成するもパフォーマンスは1曲のみ

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フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが5月7日、故郷である英国リバプールで<ユーロビジョン・ソング・コンテスト2023>が開催されるのを祝い、コンテスト開幕式で再結成したが、パフォーマンスしたのは1曲のみだった。

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ホリー・ジョンソン(Vo)、ブライアン・ナッシュ(G)、ポール・ラザフォード(Vo, Key)、マーク・オトゥール(B)、ピーター・ギル(Dr)のラインナップでライヴ・パフォーマンスを行うのは、1987年以来36年ぶり。80年代に「Relax」「Two Tribes」「The Power Of Love」と3曲続けて全英1位に輝いた彼らだが、この日パフォーマンスしたのは「Welcome To The Pleasuredome」だった。

同曲はフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのファースト・アルバム(1984年)のタイトル・ソングであり、シングル・カットされ全英2位をマークしたものの、オーディエンスは1曲のみのパフォーマンスおよび選曲に肩透かしを食らったようだ。

往年のファンからは、長年、関係が良好ではなかった彼らには1曲が限界だったのだろうとの推測の声や、あえてNO.1シングルを選ばなかったのが彼ららしいとの苦笑がもれている。

2枚のスタジオ・アルバムを発表し、1987年に解散したフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドは、2003年に放送されたTV番組『Bands Reunited』でメンバーが一堂に会したが、パフォーマンスはせず、2004年以降の再結成公演はジョンソンとナッシュ抜きで行われた。



Ako Suzuki
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