ジョン・ボン・ジョヴィ「僕に恥をかかせたければ、初期のミュージック・ビデオを見させればいい」

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フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィによると、ボン・ジョヴィは3枚目のアルバムを発表したところで、ようやく自分たちにはどんなミュージック・ビデオが相応しいのか学んだそうだ。初期のミュージック・ビデオでは恥ずかしい想いをしたという。

◆ボン・ジョヴィ動画、画像

米SiriusXMの『Radio Andy』にゲスト出演し、お気に入りのボン・ジョヴィのミュージック・ビデオはどれかと問われたジョンは、こう語った。「僕ら、3枚のアルバム出したころには賢くなってた。ビデオではただライヴをフィーチャーすればいいんだって気づくのにアルバム3枚分かかったよ。“You Give Love A Bad Name”や“Livin' On A Prayer”“Wanted Dead Or Alive”なんかは、パフォーマンス・ビデオだ。僕ら、そこが重要だって理解したんだ」

「“Runaway”のビデオを作るってなったとき、“ちょっと待て。僕はギターや曲作りについて学んだばかりだ。それで、映像作家になれと。わかるわけないだろ”って思ったよ。完全にしてやられた。バカなレコード会社とバカなビデオ監督が『Fahrenheit 451』だとか、彼の姪っ子をビデオに出すとか言い出して……。なんてこっただよ。僕に恥をかかせたいなら、僕を椅子に縛り付け、最初のアルバム2作のビデオを見させればいい(笑)」

「(“Runaway”は)最悪、最悪だ。2枚目のアルバムも同じようなものだった。そして3枚目で、僕ら、“ただパフォーマンスしているところを撮影させよう”って思ったんだ。そしたら“バーン”だ。全てが変わった」

ボン・ジョヴィのミュージック・ビデオで、YouTubeにおける一番人気は「It's My Life」で、2021年に自身初の再生回数10億回突破を記録。今年2月には「Livin' On A Prayer」のビデオがそれに続いた。



Ako Suzuki
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