Hi-STANDARD、米国Fat Wreck Chordsよりトリビュート盤「I’M A RAT」をリリース＋FAT MIKEのコメント到着

Hi-STANDARDが4月19日にデジタルシングル「I’M A RAT」をデジタルリリースした。同シングルが米国所属レーベルのFat Wreck Chordsより、7インチピクチャーディスクでリリースされることが発表となった。

◆Hi-STANDARD 動画 / 画像

当初、デジタルリリースのみの予定だった「I’M A RAT」だが、アメリカの所属レーベルFat Wreck ChordsのオーナーでありNOFXのFAT MIKE(Vo, B)が、恒岡章(Dr)の訃報を受け、Hi-STANDARDのメンバーに直接打診して実現したトリビュート盤となる。利益のすべては恒岡章のご家族に寄付されるとのことだ。

また、ピクチャーディスクは盤面A面に “I'm a Rat”のカバーアート、B面に恒岡章の写真がプリントされる特別仕様。発売は7月14日を予定しており、日本ではタワーレコードとディスクユニオンにて予約受付中だ。

以下にFAT MIKEのコメントをお届けしたい。


　　　◆　　　◆　　　◆

“ This 7" means more to me than anyone can know. When NOFX first played with Hi-Standard in 1995 in Tokyo, we became lifelong friends. I flew them out to SF in 95 and produced their first album. Then NOFX took them on tour for the next year. We were more than close. Hi-Standard are a band that I am truly proud of. What people don't know is that at one point they were the fucking biggest selling band on Fat Wreck Chords. They are the only FAT band that can sell out STADIUMS!

This 7" is not about that. This 7" is about the last song Hi-Standard ever recorded with their drummer Akira Tsuneoka. What a sweet talented man. He always had a smile on his face, and he was always the first to be in the studio. He was an amazing drummer and he will be missed by all who knew him.

I hope you're hangin out with Bohnam, Barnes, and Moon up in drummer hell! Will never forget you Tsune.... RIP ”

──FAT MIKE

　　　◆　　　◆　　　◆

【翻訳】
「この7インチは、世界中の誰よりも私にとって意味がある作品なんです。NOFXが1995年に東京でHi-Standardと初めて共演したとき、僕らは生涯の仲間になったんだ。

私は1995年に彼らをサンフランシスコに呼び、彼らの1stアルバムをプロデュースしたんだ。それからNOFXは翌年まで彼らをツアーに連れ出した。

僕らは友達以上の関係だったんだよ。Hi-Standardは私が心から誇りに思うバンドです。

みんな知らないんだけど、一時期はFat Wreck Chordsで一番売れたバンドだったんだ。彼らはスタジアムを完売させることができる唯一のFATバンドなんだ！

そして…この7インチは、Hi-Standardがドラマー恒岡 章の最後にレコーディングした曲です。彼はなんて優しい才能のある男なんだろう。彼はいつも笑顔で、スタジオに一番乗りだった。彼は素晴らしいドラマーで、彼を知るすべての人が彼を惜しんでいることでしょう。

ドラマー同士 Bohnam、Barnes、Moonと一緒に過ごしていることを祈っています！ツネのことは決して忘れないよ...。RIP」

──ファット・マイク

　　　◆　　　◆　　　◆