ニコ・ジオリス、アンビエント・ジャズ/モダン・クラシカル/ニューエイジの傑作が世界初CDリリース

ニコ・ジオリスによる、ノスタルジックなインストゥルメンタル・フルアルバム『Cloud Suites』に、popmattersをはじめ2022年ベスト・アンビエント・アルバムと評された美しくエレガントなピアノ作品『Desert Mirror』を追加した、世界初のCDリリースが決定した。

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ニコ・ジオリスは、植物が音楽を演奏するデバイス“Plant Wave”を用いたユニークなサウンドメイキングでも注目を集める、カリフォルニア州のピアニスト/作曲家だ。

今作『Cloud Suites』は、概念的に曲は雲、あるいは雲の反映であり、それぞれの曲は特定の形成に基づいて名前が付けられている。トラックのタイトルは、気象学的に特定されたものから表現的なものまで幅広く、「Cumuloids」、「Sundog」、「Soft Yellow Gazers」などがある。ジオリスは、ビッグ・サーにある自宅兼レコーディング・スタジオ（Sky Shedと名付けられた）の窓から顔を出し、特定の雲を音楽に変換することで、リアルタイムで作曲をした。彼は、このプロセスを一種の音楽的ゲームと表現し、その結果として得られたものは、遊びの中で繰り返される喜びの発見と伝えている。また、追加収録されているLeaving Recordsからのデビュー作となった『Desert Mirror』は、現代音楽のテリー・ライリーが名作『A Rainbow In Curved Air』で使ったテクニックを参考にしており、アップライト・ピアノで録音され話題になった名盤。彼の音楽を理解する上で重要な作品2タイトルと言えるだろう。



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