エスター8、初の顔出しワンマン「全力の応援、増し増しの応援、よろしくお願いします!」

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歌い手VTuberグループのエスター8が、4月15日に神奈川・横浜みなとみらいブロンテにて<エスター8 1stワンマンLIVE Exodus>を開催。初めてのリアルライブで6曲を熱唱した。

◆ライブ写真

エスター8は、連日配信中の“YouTube登録者数が8888人を超えたらメジャーデビュー”という目標を掲げて活動中。配信と並行してサウンドプロデューサーに照井順政(TVアニメ『呪術廻戦』劇伴 、TVアニメ『宝石の国』オープニングテーマ)を迎えたオリジナル曲もリリースしており、これまでにプレデビュー曲を5曲発表している。

プレデビュー時からの目標だった今回のワンマンライブ前日に、メンバーの夢澄爽馬とmocaがコロナ感染により出演がキャンセルに。この非常事態に急遽フォーメーションや歌割りを変更し、残る6人でお披露目を迎えることに。

初めての顔出しでライブということもあり、会場は一目見ようと集まった観客で満員状態。Overtureがフロアに鳴り響くと色とりどりのペンライトがリズミカルに動き出し、メンバーカラーのカラフルな衣装を着た6人が黒マスク姿で登場した。記念すべき1曲目はプレデビュー第5弾の最新曲「BUZZ」からスタート。流れるようなラップと歌に、曲中で何度も聞こえる「BUZZ IT BUZZ IT」の掛け声が中毒性を高め、いきなり観客の心を鷲掴みに。2曲目はプレデビュー第2弾「Universe」を披露。緩急のあるダンスと、幻想的なVJ TONTONの即興で生み出された映像演出をバックに熱唱する6人の表情が眩しい。


「みなさんこんにちは! ぼくたちがエスター8です! よろしくお願いします!」と初MCの挨拶に会場中から大きな拍手がわき起こる。「本日、mocaくんと夢澄爽馬くんが残念ながら欠席なんですけど、しっかりふたりの魂を背負ってきてるので、最後まで全力でパフォーマンスします!」という紫頼騎士のアツい誓いに大きな拍手と声援が送られた。

初ライブを迎えた感想を聞かれた釣鐘シュンは「ライブ始まる前に袖に入るじゃないですか。で、俺いつ緊張すんのかなーと思ってて、始まる始まる〜!と思ってステージに入ったらめっちゃ人いて今すごい楽しいです!」と興奮を隠せない。それに対し、氷海奏は「緊張しますねぇ。水色のペンライトひとりもいなかったらどうしようって前日寝れなかったんですけど、袖から見たら水色が見えて。本当にありがとうございます!」と安堵の表情を見せた。

エスター8は2022年4月20日のプレデビューからもうすぐ1年。ということで「ここで1周年にふさわしいカバー曲を初披露させていただきます!」と選曲したのは、歌ってみた動画で大人気の「blessing」。ファンも一緒に口ずさみながら1周年をお祝いすると、続くプレデビュー第3弾曲「Far from Close」では真摯で前向きな歌詞にエスター8の明るい未来が重なる。

「blessingをこのタイミングで披露できたのはすごく嬉しいです。実は前からこの曲を披露することは決まっていて、1周年を記念する歌は何にしようかと皆で話していた時に、歌ってみたで人気のこの曲に決めて、神様からもOKをもらいました」というカバー曲の裏話から、この1年で面白かった出来事は?というテーマでは、龍炎魔音が「配信は毎回面白いんですけど、(今月の)誕生日配信は思い入れがあって。接待ゴルフコーナーでコメント欄が盛り上がった時のワンシーンを今でも定期的に見てます!」と興奮気味。

そして、毎回節目のタイミングで新しい告知をしてきたエスター8から嬉しい告知が「今回もあります!」という言葉に歓喜の声が響くなか、今回ステージに立てなかった2人の悔しい気持ち、お披露目の場で全員揃わなかった思いが神様に届き、6月4日に8人でのリベンジとなるワンマンライブの追加公演が決定。そして8月6日に初のファンミーティングの開催が決定というダブルの嬉しい報告がおこなわれ、会場の熱気は頂点へ。


「昨日、6人でやるとなって、2人の思いも背負ってってなるといろいろ動きが変わる訳ですよ。それでもみんな凄かったですね。それと、今日のお昼ごはんが崎陽軒のシウマイ弁当だったのがめちゃくちゃテンションあがってます、以上です」と、紫頼騎士が再びこの1年の印象的な思い出トークをすると、氷海奏は「濃い1年で全部忘れられないんですけど、HOTEL UTADAMAの大喜利がいちばん…(笑)。叫んだのはあれが最初で最後ですね」と自身の新しい発見に驚いていた。

振り返りや未来の話まで展開された和やかなムードから、プレデビュー第4弾曲「Exodus」でライブ本編へ。強さと繊細さが混在する難易度の高い楽曲を、全員の息づかいまで感じられる振り付けと伸びやかな歌唱で魅了していく。「楽しい時間もあっという間で、次の曲で…、ラストになります!」。「まじで秒だった」「早すぎ」「なんでレッスンはあんなに長く感じたのに…」と口々に率直な思いが出るメンバー。1年間全力で活動と準備をしてこの日を迎えたメンバーから、ひとりずつ感想を伝えていった。

デ・ミエラ
「1年間、長いようであっという間だったんですけど、今緊張してるけどなんか楽しいっすね、ステージに立つのって。追加公演も決まって8人全員で立つ場もあるので…、来いよ! 絶対来いよ。なので、これからもエスター8は大きくなると思うので、みなさん楽しみに応援してください!」

釣鐘シュン
「汗がヤバイです(笑)! すごいアツくて、のびのびといつもより大きめに動いてるからかな。デミくんとは違い、あんまり緊張せず楽しくやらせてもらいました! 今日の朝から今この瞬間まで、楽しみから楽しいに変わっていってだけで、これからずっと先も楽しいままでやっていけるんじゃないかと。今日初めてやってみて不安もあったんですけど楽しかったんでよかったです! 追加公演もあるので、とりあえず今目の前のゴールを、このライブを120%みなさんにお届けできるように頑張って最後までいきたいと思います!」

龍炎魔音
「いやー、ほんと1年あっちゅーま。神様に選ばれた時、周りからは『お前はすごくイキってる奴だ、尖ってる奴だ、ふざけてんじゃねーよってお前』っていうのを言われて。出会いはみんなバラバラだったのに、こうやってひとつ同じ方向向かってやってきてすごく仲良くなったし、悩み事や相談とか雑談も、皆が考え方を共有してくれたことで仲が深まったと思うし、普段配信を見てくれる方々もこうやって足を運んでくれて、俺たちのダンスを見てくれて、すごく嬉しく思います。次は8人全員踊るのでみなさんよろしくお願いします。今日いない2人が俺らの3〜4倍はっちゃけると思うので皆さん来てください!」

氷海奏
「僕、配信は他のメンバーに比べてしてないんですよね…。1ヶ月に1回あるかないかなんですけど、しかも、Twitterでは意味のわからないことばっかりツイートしてる僕なんですれども、どんな奴がくるかって気になってたんじゃないでしょうか。こんな奴でしたね(笑)。ライブを楽しみにしてきたんですけど、1ヶ月前くらいからちゃんと踊れるか悩んで、こうやってたくさんのお客さんがいると思っていなかったです。今はいない2人の色のペンライトを振ってくれてる方もいて、8人が愛されてるんだな、素敵なグループだなって実感できまして。追加公演もありまして、これから楽しみなことしかないです。」

海帝輝
「豪雨の中、来てくれてありがとうございました。1年前にエスター8を知っている人なんていなかったんです。ゼロから初めて個人ツイッターもなく、ツイートの練習から始まったり。この1年でようやくここまできて、今こんなにペンライト振ってくださったり、後ろのほうで見てくれている人や、たくさんの大人の方々の中で歌って踊ってができる僕たちは幸せものだと思います。今日は6人という形になってしまいまして、ボリュームとしては物足りなかったなと思うところもあるかもしれませんが、僕たちを見守ってくださっている神様のおかげでリベンジ公演が決まりましたので、今日が100%だとしたら、150%・200%の力を出し切って公演をさせていただきたいと思います。サブリーダーの僕から、エスター8にこれからもついてきてください!」

紫頼騎士
「最後に、このエスター8という動物園をまとめている紫頼です。本当に1年間色々なことがあり、僕自身もメンバーからすごく刺激を受けて考え方が変わったところもあれば、突き進むところもあるといった感じで、僕が突き進んだ時はサブリーダーの輝が止めてくれたりとか、いいバランスでこれたんじゃないかなと思ってます。直近で2人がステージに立てなくなった時も、僕は最後までどんな形であれライブがあると信じて、俺が折れちゃいけないと思って今日まで一緒にやってきました。まだまだエスター8はこれからなので、みなさん応援よろしくおねがいします!」

と、ここで海帝が「皆さん知らないかもしれないけど、俺と騎士はめっちゃ喧嘩したよね。プラスの意識を持ってる騎士とマイナスの意識を持ってる俺で。だからこそバランスいいって言われてさ。今は騎士と仲良くなったし」と話すと、紫頼も「大きくなるには色々と考え方をすりあわせないと避けては通れないと思ったから、お互い言いたいことは言ってまとめてきたのでいいチームになったなとすごく思います」と過去の心情を吐露。今こうして笑いながら話せるのは、この1年でエスター8が強く成長した証なのかもしれない。

そしてついに「あの曲でラストになりますので、盛り上がっていきましょう!」という掛け声が。“あの曲”とは、エスター8の始まりを飾ったプレデビュー曲の「Friendship」。いちばん思い入れのある曲を、今日のステージに立てなかった夢澄爽馬とmocaの分まで強く熱唱する姿にグループの絆が感じられた。

「これからまだまだ大きくなっていきますので、全力の応援、増し増しの応援、よろしくお願いします! それでは以上僕たち、エスター8でした。ありがとうございました!」とファンに感謝と決意を伝えメンバーはステージを後にした。このまま終演するはずが、興奮と余韻が残ったファンからのアンコールが止まずに急遽アンコールステージが用意されることに。本日の1曲目「BUZZ」を観客と一体になって賑やかに歌うメンバーは全員笑顔で、歌い終わりでは紫頼が「楽屋でめちゃめちゃ化粧落としてたよ!『アンコールきてます!』って言われて急いで準備しました!」と状況説明したかと思えば、海帝は「全裸だった!」と笑いを誘い、和やかなムードに包まれてエスター8のメモリアルな1stワンマンライブが大盛況で終幕した。

(C) エスター8

ライブ・イベント情報

<エスター8 1stワンマンLIVE Exodus 追加公演>
公演日:2023年6月4日(日)
会場:横浜みなとみらいブロンテ
※詳細は後日発表

<エスター8 1stファンミーティング>
公演日:2023年8月6日(日)
会場:恵比寿クレアート
※詳細は後日発表

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