ドミニク・ミラー、4年ぶりとなるECM3枚目のALリリース

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スティングのバンド・メンバーとしてもおなじみのギタリスト、ドミニク・ミラーが4年ぶりとなるECM3作目のアルバムをリリースする。

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前作にも参加したニコラ・フィズマン(B)に加え、イスラエル・ジャズ・シーンを牽引するジヴ・ラヴィッツ(Ds)とスウェーデンのヤコブ・カールソン(P)を迎えた新カルテットによる全曲オリジナルで構成された注目作である。

アルバム名は、ドミニクの亡き父が大切にしていたイギリスの詩人ジョン・メイスフィールドの同名の詩からとったもの。ドミニクは「私は自分を放浪者(ヴァガボンド)だとは思わないが、旅をする人々に共感しているし、一箇所に留まって毎日同じ人々に会うよりも、このライフスタイルを好む」と話している。しかし、この2年はほとんど旅行する機会がなかったため、現在数年住んでいる南フランスの身近な環境に焦点を当て、新曲を書いたという。

■ドミニク・ミラー コメント

ギター・アルバムを作るつもりはなかった。長年一緒に仕事をしてきた素晴らしいシンガーたちのおかげで、僕は自分自身をインストゥルメンタル・ソングライターとして見ることができるようになった。そして、彼らと同じように、“歌”に込められた物語を理解できる最高のミュージシャンに囲まれることが、私の使命だと考えています。本作で素晴らしいメンバーを揃えることができたことをうれしく思います。このパンデミックの間、とても自然に、私は南仏の周囲の環境に影響を受けました。私は何度も長い孤独な散歩に出かけ、田舎はいつの間にかこのアルバムにおける私のコラボレーターとなっていました。例えば“Vaugines”は、私が歩いていた美しい小さな村のことですし、“Clandestine”は時々地元の人たちに会う隠れ家的なバーのこと。“MiViejo”は簡単に言うと、私のお父さんという意味。私のアルバムは毎回そうですが、メンバーを変えることで、いつも違った方向へ進むことができるんです。曲ができたところで曲の構成やメロディを学んでもらうために、南フランスで3日間、ミュージシャンを招いて演奏してもらいました。そして、その後スタジオに入り、これらのアレンジを中心に自由にしてもらいたいと思っていたら、すべての曲で即興的な要素が強くなったのです。


『Vagabond』

2023年4月21日(金)
SHM-CD UCCE-1199 2,860円(税込)

■Tracklist
1.オール・チェンジ
2.クルーエル・バット・フェア
3.オープン・ハート
4.ヴォジーヌ
5.クランデスタン
6.アルテア
7.ミ・ヴィエホ
8.ローン・ワルツ
All music by Dominic Miller
■パーソネル
ドミニク・ミラー(g)ヤコブ・カールソン(p,key)ニコラ・フィズマン(b)ジヴ・ラヴィッツ(ds)
★2021年4月、フランス、ペルヌ・レ・フォンテーヌ、ステュディオ・ラ・ビュイソンにて録音

◆ドミニク・ミラー オフィシャルサイト
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