JHS PEDALS、新製品発表

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手作業で全てのエフェクターを作り上げる、アメリカ・カンザスシティーのエフェクターブランド“JHS PEDALS”から4種の新製品が発表された。

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「BERKELEY 1973 FRESH FUZZ REPLICA」は、伝説のエフェクター「Fresh Fuzz」の、よりレアなシングルオペアンプ741バージョン(Version1)へのオマージュ的製品だ。

1973年、クレイグ・アンダートンとジョン・ラングがSeamoon社を立ち上げ、同年にフラッグシップ・ファズペダルである伝説のエフェクター「Fresh Fuzz」をリリース。当初のプラスチック製の筐体は壊れやすく、ギタリストが足でスイッチを踏んだ際にベークライト製のペダルが粉々になってしまったため、同社は数ヶ月で金属製の筐体に変更した。Fresh Fuzzは“音が薄い”という不確かな評価にもかかわらず人気を博し、トム・ショルツ(ボストン)やギターの名手エリック・ジョンソンなどのアーティストに広く使用されたことで知られている。

「BERKELEY 1973 FRESH FUZZ REPLICA」

定価:OPEN 想定売価:28,500円(税込31,350円)

■Specifications
・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
・コントロール:GAIN、BITE
・スイッチ:MODEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm
・重量:385g

「MARY-K 1969 KAY FUZZ TONE REPLICA」は、1931年7月1日にヘンリー“ケイ”クアマイヤーによって設立されたKay Musical Instruments「Kay Fuzz Tone」のレプリカモデル。Kay Musical Instrumentsがギターペダルの市場に参入したのは1960年代後半、ノブなしの愉快で奇妙なプラスチック製ペダルのシリーズを発表してからだ。ファズトーンF1、トレモロT1、ワウワウW1、ベースブーストB1の4機種は、ノブのない足踏み式の筐体で、各エフェクトのパラメーターを足でコントロールする仕様。その中でも「Kay Fuzz Tone」は1968年後半から1969年初期に発売された可能性が高く、当初はシンエイ/ユニボックスのSuper fuzzの廉価版として設計されたこのファズは、ジ・エッジ(U2)の定番ペダルとして知られている。それから54年、そのKay Fuzz Toneをアレンジした「Mary-K」をリリースすることになる。ノブやエクスプレッション・ペダル端子も追加され、本来の用途に合わせた使い方ができるようになったと言える。

「MARY-K 1969 KAY FUZZ TONE REPLICA」

定価:OPEN 想定売価:28,500円(税込31,350円)

■Specifications
・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット 、EXP端子
・コントロール:VOLUME、FREQUENCY
・スイッチ:MODEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm

60年代半ば、世界初の原子力企業Victoreen Instruments社がJordan Electronics社を立ち上げた。彼らはトランジスタ式ギターアンプの製造からスタートし、1966年のNAMMショーで米国初の商業的に成功したプラグイン・エフェクト「Boss Tone」をデビューさせたが、市場に出たのは1967年のこと。当時ほとんどのギタリストにとってファズはまだ新境地だったが、「Boss Tone」のような見た目やサウンドのものは市場になかった。オリジナルのユニットは、13/4 × 21/4インチの小さな成型プラスチックボックスで、ギターのアウトプットジャックに直接差し込むことができる。残念ながら、プラグイン・エフェクトは古き良き時代のストンプボックスの実用性を全く備えていないため、同じユニークなトーンを特徴とするフロアベースのペダルを製作したものが「PLUGIN 1967 BOSS TONE REPLICA」である。


「PLUGIN 1967 BOSS TONE REPLICA」

定価:OPEN 想定売価:28,500円(税込31,350円)

■Specifications
・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
・コントロール:VOLUME、ATTACK
・スイッチ:MODEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm ・重量:385g

60年代初頭にファズエフェクトが発明されて以来、さまざまなギタープレイヤーが完璧なファズトーンを実現するために多大な努力を重ねてきたが、「切れかけた電池を使うこと」が知られている。ファズ回路は電圧に敏感で、電源の電圧が変わると音色が変わってしまう。そこでギタリストは電池を消耗させ、ファズペダルのスイートスポットを探そうとしたのだ。理論的にはいいアイデアだが……。そして数年前、ある無名のギタリストがこのテクニックの実用的な解決策を求めて、「VOLTURE 9V VOLTAGE SAG UTILITY」が誕生した。Voltureは、ヴィンテージファズ回路に対応する現代的なデバイス。電源とペダルの間に挟むだけで、入力電圧を正確にトリミングし、電池切れのようなトーンを完璧に再現することができる。


「VOLTURE 9V VOLTAGE SAG UTILITY」

定価:OPEN 想定売価:13,000円(税込14,300円)

◆キョーリツコーポレーション オフィシャルサイト
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