グレッグ・ローリー、ジャーニーとのリユニオン「すごく楽しかった」
ジャーニーの初代キーボーディスト/ヴォーカリストのグレッグ・ローリーが、先週(2月22日)、米テキサス州オースティンで開かれたジャーニーの公演で実現したリユニオン・パフォーマンスについて語った。
◆グレッグ・ローリー動画
『Let There Be Talk』ポッドキャストにゲスト出演した彼は、「ずい分前に、ニール(・ショーン)からやらないかって電話を貰った。僕ら、何度も何度も繰り返し検討したんだ」と、その経緯について話した。「そしたら訴訟が起きた」「彼らは彼らの間に問題を抱えていた。終わりだって思ったね。僕は関与できない。もうバンドの一員ではないからね。でも、50周年を祝うのは……。僕はニールにこう言ったんだ。“いいよ、僕はステージに立って、30秒くらいスピーチする。僕がやりたいのはそれだけだ”と」
ローリーはオースティン公演で、バンドが50周年を迎えたことを「ブレーキがきかない暴走列車が突き進んできたようなものだ」と話し、歴代のメンバーやファン達へ感謝の言葉を述べた。
『Let There Be Talk』のインタビューでは、さらにこう付け加えている。「ジャーニーはブレーキのきかない暴走列車のようなものだ。人々が乗り降りを繰り返してきた。僕はそれを作り、8年間乗ってた。そして(スティーヴ・)ペリーが乗り込み、ジョン(ジョナサン・ケイン)が来て、これほど長く継続させてきた。僕は思ってもいなかったよ」
「だから、(リユニオンが)できて素晴らしかった。彼らは本当に上手くおぜん立てしていた。すごくクールだった。すごく楽しかった」
そして、リユニオンはこの先もあり得るのかとの質問には、「さあね(笑)」と答えた。
ローリーはオースティン公演でアンコールに登場し、「Just The Same Way」「Of A Lifetime」「Feeling That Way」「Anytime」「Black Magic Woman」「Any Way You Want It」をバンドとプレイした。「Black Magic Woman」にはTOTOのギタリスト、スティーヴ・ルカサーも参加した。
Ako Suzuki
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