トーン・キング、アメリカンヴィンテージ・サウンドとスプリングリヴァーブ搭載のオールチューブアンプが登場
アメリカのブティック・ギター・アンプ・ブランドのトーン・キングから、往年のアメリカン・アンプを象徴する2つのサウンドをリードとリズムのチャンネルに採り入れ、真空管駆動のスプリング・リヴァーブとトレモロを搭載したオール・チューブ・コンボアンプ「Imperial MK II」が登場した。
Imperial MK IIは、前モデルとなるImperialをブラッシュアップし、ヴィンテージのトーンとフィーリング、扱いやすさを持ったアンプとして開発されたモデル。リズム・チャンネルは1960年代半ばのヴィンテージなクリーン、リード・チャンネルは1950年代のヴィンテージ・トーンといった異なる2つのヴォイシングを備え、幅広いサウンドを1台に収めている。
リード・チャンネルに装備された独自のトーン・シェイピング回路のミッド・バイト・コントロールは、中音域を中心に全体のトーンを整えながらドライブ量を変化させることができる。プリ・アンプには12AX7真空管を3本、リヴァーブ用の12AX7真空管を1本と12AT7真空管を1本、パワー・アンプには6V6真空管を2本を搭載。
オープン・バック構造を採用し、12インチのエミネンス・カスタム・スピーカーを搭載することで、20W(RMS)出力ながら、大きなステージでも使用できるパワフルなサウンド。また、家庭での練習などで音量が大き過ぎる場合に備え、最適化した6段階調整の可能なIronman IIアッテネーターをビルトインし、そのままの音質で-36dBまで音量を下げることが可能。付属の2ボタン・フットスイッチを用いれば、足元で2つのチャンネル切替えとトレモロのオン/オフ切替が可能。
Imperial MK IIは、高級感のあるレトロな雰囲気のデザイン、ヴィンテージ・トーンを備えたアンプに仕上がっている。傷の付きにくい丈夫なビニール・レザーを外装にまとい、ターコイズ、クリーム、ブラウン/ベージュ、ブラックの4カラーをラインナップしている。
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