CIMBA、暴漢に襲われた実体験をもとに作った新曲「マダシネナイ」をリリース
CIMBAが、自身の実体験をもとに感じた想いを綴った新曲「マダシネナイ」をリリースした。
2022年7月28日未明に路上で暴漢に襲われ、外傷性くも膜下出血により命が危ぶまれるほどの状態になったCIMBA。数日後、ICUで意識を取り戻してから、初めて本人は死と直面していた事実を知った。そのような体験から家族、仲間、ファンへの想いを込めて作られたのが今作だという。
アップリフティングなトラックの上に「どうせなら楽しめ一度きりのLIFE」というワードからスタートし、「目覚めたら病院のベッドの中 サンキュ神様 ラッキーな人生だ」と歌詞にあるように、一聴するには重いテーマを掲げているのにも関わらず、彼のブレないポジティブな世界観が広がっている。しかし、実際にはパニック障害などの後遺症も残り、同じ悩みに苦しんでいる人が共感出来るワードを散りばめるなど、しっかりとしたメッセージ性も含まれている。ジャケットにも事件発生時の本人の頭蓋骨のCT画像が使われており、どれだけ危険な状況であったかを伺えるものとなっている。
昨年はアルバムリリースに加え、コロナ禍で約2年延期されていた渋谷クラブクアトロでのワンマンライブも成功させ、さらに前へと進もうとしていた矢先に起きた事件。敢えて実体験の思いを込めたこの作品を2023年の一発目のシングルとしてリリースする。