Stone Flower Blooms、4曲で1つのストーリーを紡ぐような『EP.1』配信リリース
Stone Flower Bloomsが、4曲入りEP『EP.1』をデジタルリリースした。
本作には、2022年12月より連続リリースしてきた配信シングル「Ricochet」「171」「Guns」も収録。シアン、マゼンタ、イエローのジャケットの先行シングルを経て、夜明け前のようなブラックのジャケットの『EP.1』が配信開始した形だ。この3曲に加えて、2022年1月にリリースした「Can You Feel It?」のEP ミックスバージョンも収録する。4曲で1つのストーリーを紡ぐような作品は、EPという形態にまとめることの価値が見出せるような内容になるはずだ。
「Can You Feel It? (EP mix)」は畳み掛けるようなドラムロールから始まり、骨太でストレートかつ疾走感のあるサウンドが特徴。力強いメロディーに、いなたいギター、直線的でありながらもタメの効いたグルーヴィーなリズム隊が絡むサウンドはギターロックバンドとしての矜持を感じさせる。ハイウェイを駆け抜けるような開放感溢れるサウンドは、リミックスによってさらに広がりのある音像に仕上がっている。
ダブステップの強靭なビートで始まる「Ricochet」は、三拍子のギターと静かな歌い出しにベースが乗り、微熱のような雰囲気でこのまま進むと思いきや、唐突なギターリフで一気に解放される。目まぐるしく、情報量の多い展開かつ約3分とコンパクトにまとまった楽曲は、満足感タップリだ。歪んだシンプルなビートとヘヴィーでたくましいギターリフが耳から離れない「Guns」は、世相を反映したハードボイルドな世界観の歌詞を、キャッチーなメロディーで歌い上げる。タフな時代を生き抜く普遍性を持った楽曲だ。
重厚感あるシンセベース、ギター、郷愁を感じるエレクトリック・シタールを使い分けたリフと骨太なビートで進んでいく「171」は、サビの兄弟ならではのボーカルワークがスケールの大きさを感じさせる。誰もが情景を想像できる日常の一片のようでいて、それを飛び越える、祈りを捧げるような歌詞も印象的だ。
なお、「Can You Feel lt?(EP Mix)」のリリックビデオは、1月19日20時公開予定。また、配信リリースに合わせて『EP.1』のCDも発売開始する。
配信EP『EP.1』
収録曲
1. Can You Feel It?(EP mix)
2. Ricochet
3. Guns
4. 171
https://lnk.to/EP_1
◆Stone Flower Blooms オフィシャルリンク
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