まっきーとけんた、“最初で最後”のワンマンライブ「まっきーとけんたの旅はここで一区切り」

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俳優の荒牧慶彦と水江建太による期間限定ユニット“まっきーとけんた”が12月27日と28日の2日間、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで初のワンマンライブ<まっきーとけんたのらいぶ>を開催した。

◆<まっきーとけんたのらいぶ>画像

2021年9月13日にプロジェクトの始動を発表したまっきーとけんたは、同年12月に1stシングル「Calling...」をリリース。2022年1月にはふたりが主演するドラマ『たびくらげ探偵日記』が放送され、10月に初のフルアルバム『まっきーとけんた』を発売した。

<まっきーとけんたのらいぶ>では、デビュー曲や『たびくらげ探偵日記』の主題歌、それぞれのソロ曲、朗読などを届けるとともに、今回をもってユニットとしての活動を終了することをファンたちに報告した。以下、28日の公演のオフィシャルレポートをお届けする。

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多くのファンが会場に詰めかけ、オープニング映像とともにふたりのデビューを飾った楽曲「Calling... 」からライブはスタート。4人のダンサーを迎え、ドラマ『たびくらげ探偵日記』の主題歌「Nothing but...」へ続き、「まっきーとけんたのライブ、DAY2始まりました!」と荒牧が元気よく挨拶し、それぞれの自己紹介へ。ライブ衣装や個性的なライブグッズ“さすまたペンライト”に関してのトークをした後、前日のライブMCでお知らせとなった“まっきーとけんたの期間限定ユニット活動がここで終了する”ことに触れた。荒牧は「最初で最後のワンマンライブになってしまうのですが、悔いがないように僕らも全力で楽しみたいと思いますので、みなさまも全力で楽しんでください!」、水江は「せっかくこうしてみなさんに出会えたので、今日は最高の思い出を残せたらと思います!」とそれぞれライブにかける意気込みをファンに向けて話した。

アルバムに収録されている新曲「キミノプリズム」、大型ミラーボールによるきらびやかな演出のなか歌われた「FRIDAY NIGHT PARTY」へと続き、スクリーン上には幕間映像として、ふたりがデザインをした“アラ・くらげ”“けくらげ”のアニメ映像による“ライブのグッズ”に関する独特なトークが展開。

場が和んだところで、荒牧のソロ曲「Forever」、水江のソロ曲「夢へのコード」をそれぞれ披露。お互いのソロ楽曲に関する感想を話した後、朗読コーナーへ。ドラマ『たびくらげ探偵日記』にて、荒牧演じる“坂巻洋平”と、水江演じる“滝本謙太”による本編第3話に関連したスピンオフストーリー「江ノ島での休日」が繰り広げられた。

水江がアコースティックギターを手にし、荒牧が作詞、水江が作曲を手掛けた「たびくらげ」をしっとりと歌い上げると、楽曲の制作エピソードへ。この曲がドラマ『たびくらげ探偵日記』がきっかけで生まれたことなどその想いを語られた。ドラマ内で坂巻と滝本の移動手段として使用され、ステージ上にもセットとして置かれている“キャンピングカー”の上に移動し、再び水江のギター演奏と共に「Calling... アコースティック ver.」へ。



くらげによる幕間映像の後に、ダンサーと共に「Future Travel」「Believe+Believe」を披露。再びくらげたちの幕間映像を挟み、くらげのアニメ映像や衣装についての話題へ。次の曲がフルアルバムのリード曲「ゆびきりとおまじない」であることを伝えると、同曲のミュージックビデオに関連した大型のくまのぬいぐるみが登場。くまを中心とした2人のやりとりが会場の笑いを誘った後は、小柄なくまのぬいぐるみを手にとりパフォーマンスへ。

荒牧が「まっきーとけんたの期間限定ユニットは“Calling...”の世界観で始まり、坂巻洋平と滝本謙太としてスタートしました。まっきーとけんたの旅は一旦ここで一区切り、終了となります。短い間でしたが応援ありがとうございました」と“まっきーとけんた”の期間限定ユニットとしての活動が終了すること、これまでユニットを支えてくれたファンへの感謝を伝えた。水江は「すごく楽しかったです。寂しくないと言ったら嘘になりますが、1人ではできなかった経験をさせていただいたなと思っています。“Calling...”から始まって、ミュージックビデオ、ドラマ撮影もさせていただいて、僕の中では新しい出来事ばかりでした。常に明るい気持ちで楽しい経験をさせていただいて幸せでした」とユニットの活動を振り返る。荒牧は「舞台でライブステージに立たせていただくことはこれまでにもあったのですが、自分たちのライブをして、自分たちしか出てこないというのが初めてで。とても貴重な経験をさせていただきました。建太とだからできたユニットですし、一緒にやってみて良かったということしかなかったです。ありがとう、建太」とお互いを称え合い、「まっきーとけんたのプロジェクトを一緒に楽しんでくださってありがとうございました」とふたりは改めてファンへの感謝を口にした。「最後の曲になります。この曲はみなさまへの感謝を綴った歌です。昨日歌ってみたら、建太に向けて、お互いに向けての曲でもあったのかなと思います。想いを込めて歌わせていただきます」という荒牧の言葉をきっかけに本編最後の曲「ありがとう」を歌い、ふたりはステージを後にした。


ファンの鳴り止まないクラップに導かれ、ふたりは再びステージへ。「Fly so high」を披露。ユニットとして最後のステージということで、水江は「まっきーさんは僕にとって特別な存在」と荒牧への想いを、荒牧は「建太がいたから始められたユニット」と水江への感謝を口にし、会場は感動的な空気に包まれた。ラストはふたりの始まりの曲「Calling... 」へ。ファンの惜しみない拍手に見送られながら、ユニットとして最初で最後のライブステージは幕を閉じた。

撮影◎後藤倫人 (UM)

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■<まっきーとけんた one man live「まっきーとけんたのライブ」>セットリスト
Day1 2022年12月27日(火)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
Day2 2022年12月28日(水)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
1. Calling...
2. Nothing but... *ドラマ『たびくらげ探偵日記』主題歌
3. キミノプリズム
4. FRIDAY NIGHT PARTY
〈幕間映像〉
5. Forever *まっきーソロ
6. 夢へのコード *けんたソロ
7. たびくらげ
8. Calling... アコースティック ver.
〈幕間映像〉
9. Future Travel
10. Believe+Believe *ドラマ『たびくらげ探偵日記』エンディング曲
〈幕間映像〉
11. ゆびきりとおまじない
12 ありがとう

En1. Fly so high
En2. Calling...

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Blu-ray『まっきーとけんたone man live「まっきーとけんたのらいぶ」』

2023年5月24日(水)発売
■初回限定版
¥9,680(税込)
※BOX仕様・ライブフォトブック32P封入予定

■通常版
¥7,260(税込)

◆まっきーとけんた オフィシャルサイト
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