ロッド・スチュワート、ウクライナ避難民を受け入れたのに続き新ツアーで同国支援を表明

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Photo (C) Penny Lancaster

ロッド・スチュワートは通常、自身が行う慈善活動や自身の政治的見解について語らないようにしているそうだが、ウクライナ情勢は別格だという。彼は最近、ウクライナから避難してきた家族のために家を借り、生活費を支援していることを明かしたが、それに加え、来月スタートするUKツアーで「Rhythm of My Heart」(1991年)を歌い、ウクライナへの支援を示すそうだ。

◆ロッド・スチュワート画像

彼は「Rhythm of My Heart」を反戦ソングと表し、PA通信にこう話した。「僕はこれをウクライナの人々へ捧げる。ウクライナの旗を掲げ、スクリーンにゼレンスキー(大統領)を映し出す」

ロッドは、プーチン露大統領について話すときは「品のない言葉を使う」が、ロシアの国民に対しては悪い感情を抱いていないという。「僕は“これはロシアの人々のせいではない”と言いたい。多くの人たちが逮捕され、牢獄されている。これは1人の男と彼の政治体制だ。だから、ロシア全国民を非難するな。僕はロシアに何度も行っている。この世界で最もフレンドリーな人々に出会った。だから、彼らのせいではない。あのクソッタレだ」

ロッドは今月半ば、英国の新聞『Daily Mirror』紙に、ウクライナの家族(夫妻と彼らの5人の子供たち)を受け入れ、1年以上、彼らの家賃と生活費を支払っていることを明かしていた。普段は慈善活動について公表する気はないが、今回は、何らかの形で支援できると、他の人たちにインスピレーションを与えることになればいいと考えたそうだ。

ロッド・スチュワートのUKツアーは11月16日に始まり、12月17日までに9都市のアリーナで12公演が開かれる。



Ako Suzuki
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