スカパラ、石原慎也（Saucy Dog）を迎え新曲「紋白蝶」制作

東京スカパラダイスオーケストラが新たなゲストボーカルとして石原慎也（Saucy Dog）を迎えることを発表した。

楽曲タイトルは「紋白蝶 feat.石原慎也 (Saucy Dog)」で、11月7日にデジタルシングルとしてリリースされる。

今回ゲストボーカルに石原慎也を迎えるにあたり、谷中敦（Baritone sax）は「5年越しの夢」とコメントしている。

石原慎也は小学4年生から高校3年生までの9年間、吹奏楽部でチューバを担当しており、谷中と石原慎也が初めて出逢った5年前、「スカパラにチューバで参加させてください！」とボーカリストとしてではなくチューバでの参加をオファーしていた。

それから5年の時を経て、スカパラから石原慎也に、ゲストボーカルとして迎えたいこと、及び、チューバの演奏もしてほしいことをオファーしたところ、二つ返事でコラボが実現することとなった。

そして、この「紋白蝶」には、ある仕掛けが内包されているという。スカパラが石原慎也をゲストボーカルとして迎えることが決まったのとほぼ同じタイミングで、日本テレビ系の朝の情報番組『スッキリ』からスカパラにある依頼が届いた。それは、10月からの番組新テーマソングをスカパラに作ってもらえないかというもの。スカパラは快諾しつつも、ひとつのアイデアをスッキリ側に逆提案。

そのアイデアとは、同じ曲をベースにして２バージョン作ること。つまり、『スッキリ』のテーマソングとなるインストバージョンと、石原慎也をゲストボーカルとして迎えた歌ものバージョンを制作するというものだ。

『スッキリ』では10月から新テーマソングとしてインストバージョンが放送され、それが周知され始めたタイミングで「実はこの曲には歌ものバージョンも存在していて、そのボーカリストはSaucy Dogの石原慎也だった！」という仕掛けがあったら面白くないですか？という提案に対し、『スッキリ』側も「今までにない斬新なアイデアで面白い！」と乗ったことで、異例の2バージョン制作が実現することとなった。

先ずは『スッキリ』のオープニングを飾るに相応しい曲になるよう試行錯誤を重ねながらインストバージョンの楽曲制作が進められ、並行して歌ものバージョンの楽曲制作も進められていった。

インストバージョンと歌ものバージョンでは、それぞれのキーや構成、曲の長さも異なっていることから、レコーディングも別日に分けて行い、チューバの演奏で参加している石原慎也も2回に分けてそれぞれのバージョン用にチューバのレコーディングを行う徹底ぶり。さらに石原慎也のアイデアで、一部メロディが異なる箇所もあるという。

現在、『スッキリ』のテーマソングとして放送されているインストバージョンのタイトルももちろん「紋白蝶」だが、正式タイトルは「紋白蝶 -8 a.m. SKA-」（ヨミ：モンシロチョウ エイト エイエム スカ）。今後も『スッキリ』では「紋白蝶 -8 a.m. SKA-」がテーマソングとして放送されていく。

「紋白蝶 feat.石原慎也 (Saucy Dog)」の作曲は沖祐市(Keyboards)と石原慎也、作詞は谷中が担当。スカパラと石原慎也、合計10人の男たちがブルーのストライプ地の揃いのスーツを纏った最新ビジュアルとともに、まるで音符のように降り注ぐ光の中、今作の見所・聴き所でもあるチューバを力強く掲げた石原慎也が印象的なジャケット写真も公開されている。


■谷中敦（東京スカパラダイスオーケストラ）コメント
紋白蝶の真っ白って訳ではない白さに惹かれました。
モンシロチョウは野原でも都会でも見かける身近な蝶ですが、
成虫になり蝶になってから約二週間のその命を低空飛行で恋に生きるオスの儚さも尊いなと思って曲名に『紋白蝶』と名付けました。
歌詞の世界も是非楽しんで下さいね。

今回はSaucy Dogの石原慎也くんに歌って頂いています。
実はこれは、僕と慎也くんの5年越しの夢なのです。
実現して本当に嬉しいです。
学生時代、何年もの間演奏していたというチューバも今回特別に吹いてもらってます。とってもいい音でした！

慎也くんの音楽スキルの非常に高い感性で、今の世の中では中々得難いピュアネスをかなり立体的に歌い切って貰いました。
あんなにナチュラルなのに天才肌ってズルいです（笑）。　

慎也くん、今回本当にありがとう！

■石原慎也（Saucy Dog）コメント
Tuba&Vocalで参加しました！
今回制作段階から一緒にやらせてもらい、
距離の近いところで意見交換をしたりと、
たくさんの刺激を受けスカパラの一員になれた様な気がしました！
迎えてくれてありがとうございます！

恋愛の曲ですが、不思議と元気の出る素敵な楽曲です！
みなさんも是非たくさん聴いて下さい！