十五少女、最新曲「八月三十二日」MV公開。菅原圭ver.も今夜プレミア公開

十五少女が9月1日にリリースされた最新シングル「八月三十二日」のミュージックビデオを公開した。

◆ミュージックビデオ

また、シンガーソングライター『菅原圭』が歌唱した別バージョン「八月三十二日（葉月ケイの場合）」も、今夜20時にYouTubeにてプレミア公開される。




監督を務めたのは、退廃的な近未来を緻密な深い世界観で描いた自主制作の3DCGアニメーション「昭和124年」が話題を呼んでいるクリエイター・高橋悠。今作もフルCGアニメーションとして描かれ、真昼と黄昏と宵闇という3つの刻が同時に存在する不思議な無人列車が、夏を淡々と切り裂いていく様子が印象的だ。

「社会に出る（大人になる）直前にほんの少しだけ与えられる執行猶予」という意味を込めて “8月32日” と題された本楽曲は、「この先の僕らは、無軌道にはしゃぐのにも怯えて社会に溶け込んでいく」や「何者にもなれなかった無数の屍の声が届いてる」といった“諦め” に満ちている。

そして、ミュージックビデオもまた、列車が前進しているのではなく、実は得体の知れない世界の奥底へと滑落していることが明らかになり、えも言われぬ読了感を残して終わる。
◆十五少女 オフィシャルサイト