栃木発オルタナポップバンド・サバノオミソニー、強く願う気持ちを歌う「ゆめうつつのなか」配信

ポスト

栃木県足利市発、男女混合4ピースオルタナポップバンド・サバノオミソニーが、1stミニアルバム『1R』から「ゆめうつつのなか」の先行配信を開始した。

サバノオミソニーは、2019年12月大学で知り合った4人で結成。メンバー全員が作詞作曲をすることにより、ロックを根幹としつつも多彩な表情を見せ、温かみのある歌声と聞く人に寄り添う詞が魅力のバンドである。荒削りでありながら繊細なバランスで紡がれた個性あふれる楽曲群は、どこか懐かしさを感じさせる。

今回配信された「ゆめうつつのなか」は、1stミニアルバム『1R』からの先行配信第一弾楽曲だ。イマジネーションを掻き立てる美しいギターのメロディーラインとポストロック的アプローチのひりついたリズム、意識の深淵に訴えかけてくるような歌が一体となり、一気にサバノオミソニーの世界に引き込まれる。タイトルから想像するイメージを見事に裏切るような、仄暗い未来を切り拓こうとする強力な意志を感じさせる楽曲だ。作詞作曲は、べる(G)が担当した。

■アーティストコメント
この度、私たちの1stミニアルバム『1R』から「ゆめうつつのなか」が配信されます。
この曲はバンド活動が少し活発になった去年の春頃に作りました。

音楽活動を続けていく上で、バンドを組んだ頃の「音楽で有名になりたい」というような熱量を保ちながら活動していくのはかなり根気のいることだと思っています。この曲ではそれを「ゆめ」とし、逆に熱量を忘れて「音楽をやっていてもしょうがないかもしれない」と気づいて諦めてしまうことを「うつつ」として、その狭間で葛藤し、それでも続けていきたいと、不安を感じつつも強く願う気持ちを歌詞にしています。

曲全体としては王道な構成ですが、フレーズや音作りにポストロック、エモ、シューゲイザーなどの要素を取り入れています。前半は曲名のような「ゆめうつつ」感のある幻想的な雰囲気、後半では、葛藤から意を決して走り出したかような疾走感を感じていただけたら嬉しいです。

既に音源も発表しており、嬉しいことに身の回りでは少しずつ馴染み始めてきておりますが、まだまだ沢山の方に聴いていただきたい曲です。この配信をきっかけに、さらに多くの方にサバノオミソニーを知っていただけたら幸いです。

■リリース情報
2022年8月31日リリース
サバノオミソニー
先行配信「ゆめうつつのなか」
https://lnk.to/1R_


◆サバノオミソニー オフィシャルTwitter
この記事をポスト

この記事の関連情報