レヴ・アンプリフィケーション、オールチューブのランチボックス・ギター・アンプヘッドG20を発売

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レヴ・アンプリフィケーションから、ヘヴィーな歪みを網羅し、カスタマイズの可能なキャビネット・シミュレーターをビルト・インした20W&4W切替え可能なオール・チューブのランチボックス・ギター・アンプヘッドG20が登場した。

G20は、小型軽量の筐体に歪みサウンドに重きを置いたアンプ。フロント・パネルにはゲイン、トレブル、ミドル、ベース、ヴォリュームのシンプルなコントロールに加え、チャンネル、アグレッション、プリ/ポスト、ワイド切替えおよびストアの5つのスイッチを配置。特徴となるアグレッション・スイッチはチャンネル2選択時に3つのレベル(Off/Blue/Red)を切替え、異なる歪みのキャラクターから選択ができる。背面にはエフェクト・ループやMIDI端子も装備。プリ真空管にECC83を3本、パワー真空管に6V6を2本使用した伝統的なオール・チューブ・ギター・アンプながら、デジタル・レコーディングにも対応した拡張性を備えている。通常のアンプ同様、外部スピーカー・キャビネットに接続して使用できるほか、スピーカー出力を使用せず、バランスXLR出力端子を使用してミキサーやインターフェイスへのダイレクト出力が可能。バランスXLRからの出力では、6パターンのTwo notes Torpedoヴァーチャル・キャビネットを利用することができ、DTMにも便利。USB端子を利用してPCなどへ接続すれば、Two notesのTorpedo Remoteソフトウェアを用いることが可能になり、EQのコントロールやリヴァーブ空間の選択、キャビネット・シミュレーターやマイク・シミュレーターを利用した緻密なサウンド・メイキングが実現。さらに同ソフトウェアとMIDI端子を使用してセッティングをすることで、手持ちのMIDIコントローラーでヴァーチャル・キャビネットやチャンネル・セレクト、アグレッション切替えなどのユーザー設定を増やしたり、好みに合わせた実用的なプログラム・チェンジを行うこともできる。別売にて、専用フットスイッチ(G20 Footswitch)も用意している。


製品情報

■出力(Peak): <4Wスイッチ選択時> 10W@4Ω、5W@8Ω
<20Wスイッチ選択時>50W@4Ω、25W@8Ω
■出力(RMS):<4Wスイッチ選択時>3.8W@4Ω、3.7W@8Ω
<20Wスイッチ選択時>19.4W@4Ω、19W@8Ω
■使用真空管: ECC83×3, 6V6×2
■コントロール: [Front Panel] Gain, Treble, Middle, Wide Switch, Bass,20W/4W Switch, Volume, Channel Switch, Aggression Switch, Pre/Post Switch, Store Switch, Level, Virtual Cabinet, Standby Switch, ON/OFF Switch [Rear Panel] Ground/Lift Switch, Inpedance(8Ω/4Ω) Switch,Internal Load/Speaker Switch
■入出力端子: [Front Panel] Input, Headphone Out [Rear Panel] Power Input, Cabinet Lightning, MIDI IN, USB, Bias Test, XLR Balanced Output,Footswitch, FX loop (Send, Return), Speaker(1/4”)
■トーン・コントロール・レンジ: [Bass] ±15dB @110Hz, [Midrange] ±9.6dB @550Hz, [Treble] ±19dB@10kHz
■S/N比: 37dB(標準)
■対応電源: 100VAC, 50/60Hz
■サイズ: H168 × W308 × D165mm (突起物含む、ハンドルは折りたたみ状態での高さ)
■重量: 約4.0kg
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