マチュー・デイビット・ギャニオンのによるソロ・プロジェクト“フロア・ローレンティエンヌ”、10/21リリースの2nd AL『Volume II』で日本デビュー&新曲「Voiles」公開

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2019年リリースのデビュー作『Volume I』が各所で高い評価を得た、ケベック出身の作曲家でモダン・クラシカルの才人、Mathieu David Gagnonのによるソロ・プロジェクトFlore Laurentienneが10/21にRVNG Intl. / Costume Recordsからリリースするセカンド・アルバム『Volume II』の日本盤がリリース決定。新曲「Voiles」が公開された。

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「Voiles」は8人のクラリネット奏者が同じ部屋で一緒に演奏する不思議な旋律で、「私が見た小さな夢」とマチュー・デイビット・ギャニオンは付け加えている。

フロア・ローレンティエンヌは、ケベック出身の作曲家マチュー・デイビット・ギャニオンのによるソロ・プロジェクト。このプロジェクトは、マチューが生まれ育ったセントローレンス渓谷の植物を記録した目録の名前にちなんで、植物学の歴史に根ざしている。フロア・ローレンティエンヌの音楽的ヴィジョンは、マチューの最大のインスピレーション源であるコントラプンタル(相互に独立性の高い複数の音を組み合わせつつ、調和的な旋律を構成する音楽の作曲手法を示す概念)の巨匠、ヨハン・セバスティアン・バッハに照らし出されている。長年、他人のプロジェクトに携わるなど、裏方として活動してきたマチューは、2019年にソロデビュー作『Volume I』をRVNG Intl.からリリース。この作品は、マチューのイマジネーションに満ちた生来の野心作で、15人の弦楽オーケストラとMinimoog Model D、EMS Synthi、コンボオルガンを含む初期のシンセサイザーを駆使して録音されている。このアルバムは高い評価を受け、2020年のポラリス音楽賞のロングリストに選ばれた他、ジュノ賞にもノミネートされた。

そしてこのたび、フロア・ローレンティエンヌがセカンド・アルバム『Volume II』で帰還。豊かなオーケストラ・サウンドの新たなパレットを提示し、変化する水の力が生と喪失の通路をナビゲートする隠喩的なマーカーをインスパイアする。このプロジェクトで、マチューは、環境と感情への航海を再開し、作曲家の出身地であるケベックの川と荒々しい荒野からインスピレーションを得ている。この第2章では、マチューは古典的な作曲の原型を拡張し、音のロマンティシズムの新しい領域に出会った。牧歌的で崇高な世界をさまよう主題は、きらめくような屈折へと変化し、自然のエネルギーが持つ感情や運動能力を伝えている。『Volume II』は、聴覚的な小宇宙の流れがダイナミックなコントラストの地平線に到達する河口を形成し、自然と人間の並行した進路を反映していく。

このプロジェクトは、ケベックの河川からインスピレーションを得ており、アルバムからの収益の一部は、セントローレンス川とその湾の生態系の保全と利用の維持を促進するサンローラン・アクション基金に寄付されます。この基金は、河川の保全、強化、再生のためのプロジェクトや、セントローレンス川に関する問題の教育・啓発のためのプロジェクトに資金を提供するものだ。


『Volume II』

2022年10月21日(金)
PLANCHA / RVNG Intl.
ARTPL-175 2,200 yen + 税

■TRACKLIST:
1. Voiles
2. Navigation II
3. Navigation IV
4. Fleuve V
5. Promenade
6. Kamouraska
7. Canon
8. Fleuve V (léger retour)

◆フロア・ローレンティエンヌ オフィシャルサイト
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