ニッキー・シックス「ロックンロールとはみっともないもの」

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モトリー・クルーのニッキー・シックス(B)は、過去の自身の映像を見てバツの悪い思いをすることはあるが、ロックンロールとは本来そういうものだと考えているそうだ。

◆モトリー・クルー画像

彼は『Classic Rock』誌のインタビューで、最も恥ずかしかった自身の映像は?との質問にこう話した。「YouTubeを掘り起こし、昔の映像を見てた。全て、みっともないと見なすことはできるだろうな。なぜなら、ロックンロールとはそういうものだからだ。それで当然だ。俺らはバカバカしく、狂暴で既成観念の枠を超え、お互いに盾突いているべきなんだ。俺らはラウドでルードで大胆不敵であるべきなんだよ」

そして、ロックンロールの現状をどう思うかと問われると、こう語った。「俺が批判的なのは、過剰にプロデュースされている場合が多々あるって点だ。過剰な編集に加工、俺は完璧じゃなかったところが恋しいよ。半音下がっているとか、ギター・プレイヤーが完璧な演奏していないとかさ。ロックンロール・バンドのそういう根本的なところが恋しい。とは言っても、スタジオに入り、ほぼライヴで録音するクールなバンドはいる。それが本物だ」

モトリー・クルーはいよいよ今週木曜日(6月16日)、復活ツアー<The Stadium Tour>を開幕。2015年12月31日以来、6年半ぶりにライヴ・パフォーマンスする。





Ako Suzuki
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