PELICAN FANCLUB、カミヤマリョウタツとシミズヒロフミが脱退

PELICAN FANCLUBから、カミヤマリョウタツ（Ba）とシミズヒロフミ（Dr）が脱退することが発表された。

脱退理由については、メンバー・スタッフで幾度も協議を重ね、それぞれの意見を尊重し、各々が新しい道に進むために今回の決断を受け入れることになったとのこと。

また、現体制での最後の公演として、7月5日（火）にLIQUIDROOMにて＜PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE – F –＞を開催することも発表となった。

PELICAN FANCLUBは今後、エンドウアンリ（Vo/Gt）のソロプロジェクトとして活動していく。

メンバーのコメントは以下の通り。

　　　◆　　　◆　　　◆

ここ数年で心境や価値観の変化があり、人生において大切にしたいものが以前とは変わりつつありました。フルアルバム「解放のヒント」の制作を終えて、改めて自分の気持ちに向き合った時、新しい人生に向かって歩いていきたいという思いを強く感じ、脱退を申し出ました。
はじめはもちろん反対されましたが、僕の思いを全力で受けとめ、最後は僕の意志を尊重し脱退を受け入れてくれたメンバーにはとても感謝しています。また、これまで様々な形で応援してくださったファンの皆様には感謝してもしきれないと感じています。ここまで活動を続けてこれたのは皆様のおかげです。本当にありがとう。

カミヤマリョウタツ

　　　◆　　　◆　　　◆

このバンドに加入してからここまで続けてこられたのは家族同然のメンバー、いつも側にいてくれたスタッフやチームの方々、そして応援してくれたファンのみんなの支えがあったからだと心から思っています。
約8年前、初めてメンバーと音合わせをした吉祥寺のスタジオからPELICAN FANCLUBのメンバーとして全力で走り続けてきました。俺がこのバンドを引っ張っていく。世の中に必要とされる大きな存在にする。という気持ちを当時から持って活動をしてきましたが、実際にはエンドウとカミちゃんという存在に引っ張っていってもらえてるという感覚が自分自身には常にありました。この2人は共に成長し続け合える仲間でもあり、家族です。
カミちゃんから脱退をしたいという相談を受け、その時には驚きや悲しみ、悔しさなどがぐちゃぐちゃに入り混ざる表現の出来ない感情が溢れてきました。
現体制から誰か1人でも欠ける事で、自分がこれからもPELICAN FANCLUBを続けていくという想像ができなくなってしまい、脱退という道を決断しました。
先の事は決まっていませんが、音楽とドラムは自分の人生において切っても切れない仲なので、日々努力し生活の一部として変わらずに向き合っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

シミズヒロフミ

　　　◆　　　◆　　　◆

二人から脱退の意志を告げられた時、驚きと悲しみ、そして悔しさで、自分の存在理由が滲む気持ちでした。
僕の人格や生活はPELICAN FANCLUBと共にあり、そこは僕が僕を愛せる場所です。

しばらく苦しい時間を過ごしたけれども、自分自身に沢山問いかけて、3人のバンドではなくなってしまってもPELICAN FANCLUBを続けようと思えるようになりました。自分にはまだまだ沢山やりたいことがある、そう強く思えました。

僕の心は、今までと変わらず、もしかしたらそれ以上に、表現の欲望、皆と見たい景色への欲求で溢れています。

カミヤマ君とシミズ君には心からの敬意と、感謝の気持ちを持っています。
ここまで一緒に音楽をやってこれて本当に楽しかった。ありがとう。

ここからは僕がPELICAN FANCLUBです。

エンドウアンリ

　　　◆　　　◆　　　◆