サム・ゲンデル、11歳の少女と完全即興で創り上げた奇跡の1枚がCDリリース
サム・ゲンデルが当時11歳の少女アントニア・サイトリノウィックスと録音した作品『Live a Little』をリリースする。
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本作はある夏の終わりの午後にサム・ゲンデルの自宅で録音されたもので、「作品をつくる」といった計画も話し合いも何もないまま自然に始まり、アイデアがなくなったとき、終わったと思ったときに終了したという、完全即興で創り上げられた作品だ(その録音に、1~3パートを加えて仕上げたとのこと)。しかも、アントニアは音楽教育を受けていないにも関わらず、サムの演奏に合わせメロディと詩を自然に紡いだということで、本作はまさにその瞬間を、その録音順で収めた驚異的な作品。これまで「Satin Doll」や大作「Fresh Bread」、サム・ウィルクスとの「Music for Saxophone & Bass Guitar」などで高い評価を得て、折坂悠太の楽曲への参加など、日本での知名度も上がるサム・ゲンデル。そのどれとも異なる、クリエイティブとはどういうことか、イマジネーションとはなにか、なぜ人は音楽を紡ぐのかということを考えずにはいられない、アートのもつ普遍的で根源的な美しさが結晶された、感動的な作品に仕上がっている。
■原雅明ringsプロデューサー コメント
『Live a Little』
rings / Psychic Hotline (RINC90) 2,500円 + 税
フォーマット : CD (日本企画限定盤)
■Tracklist
1.THERE'S NO TELLING
2.A SIGN
3.WONDERING, WAITING
4.SOMETHING REAL
5.TREASURE THAT I TREASURE
6.SECONDS ROLLING BY
7.BLIND
8.LIGHTLY
9.LEAP
10.CLOUDS IN ME
◆サム・ゲンデル オフィシャルサイト