【速レポ】「COREMANIA(R)」第4弾、銀杏BOYZ×菅田将暉「大いに語り合い、魂の限りとも思えるほどの熱唱を聞かせた90分」
階段を小走りで降りてきた菅田将暉が誰もいないスタジオへ。バーカウンターで自ら飲み物を用意し、グラスを片手に所在なさげにカウンターに座っていると、峯田和伸がふらりと現れ……「COREMANIA」の第4弾はスタートした。
◆「COREMANIA(R)」第4弾、銀杏BOYZ×菅田将暉 関連動画&画像
今回は銀杏BOYZの看板を掲げて音楽活動を続ける峯田和伸と、菅田将暉のマッチアップ。ともに音楽活動だけでなく、俳優としても活躍し、多彩な表現力を持つ2人の“対バン”となった。
2人はソフトドリンクで乾杯すると、峯田が堰を切ったように話し出す。お互いに酒が苦手だという話から、菅田が「最近、CMに出演して、ビールが飲めるようになった」と自身の成長(?)を語れば、峯田は「夏の神宮球場のナイターとか、そういう状況だったら飲めるんだけど」と返し、さらに球場のビールの売り子の話へと脱線。かと思えば、菅田が結婚したことをやたらと羨ましがり、やがて過去の恋愛話へ。「過去の恋愛を思い出してしまうので、井の頭線に乗れない(笑)」と笑わせる。さらに、音楽をやる一方で俳優としても活躍しているという共通点の話題から、それぞれの職業観を語り合い、気づけばヘアスタイルについて話しているという具合に、話題はどんどん転がっていった。その中で2人の交流についても語られ、「朝ドラに出ている俺を見ているおじいちゃん、おばあちゃんは俺が音楽をやっていることなんて知らないだろうけど、それでいいと思うんだ。菅田君も音楽を思い切りやって」と菅田は峯田から声をかけられたことがあるのだそう。菅田はその言葉にすごく感銘を受けたそうだが、峯田の方は覚えていないというオチもついた。
ようやく「ちょっと歌ってみます」と峯田が口火を切り、まずは「夢で逢えたら」をアコースティックギターで弾き語る。フロアには2人きり、しかも向かい合わせという状況は歌う側も見ている側も緊張するようで、どことなく緊張感を讃えた表情で熱唱する峯田を、菅田はグラスを片手に、一緒に口ずさみながら眺める。やがてソファーの上に体育座りになり、時折、目を閉じて聴き入り、最後はソファーに倒れ込み「すごい企画だなあ」と一言。峯田の熱唱に圧倒された様子だった。そんな菅田を見て、峯田は「うまくやろうとか、そういうのはいいよ」とアドバイス。その言葉を受けて、菅田はアコースティックギターの弾き語りで「さよならエレジー」を披露。透きとおった声で実直に歌う菅田の姿を峯田は視線をそらさずまっすぐに見つめていたのが印象的だった。
続いてお互いの楽曲をカバーすることに。まずは峯田が「虹」を歌う。「大きな愛の実感がこもった歌だと思った。自分はこういう歌を作ったことがなくて。家で練習していたら、ぐっときた」と前置きして歌われた峯田の「虹」は、彼流の熱さと荒々しさを持ち、菅田のオリジナルとはまったく違った趣だった。またもや菅田は大感激した様子で、「家宝ですよ」と絶賛。すると急に「菅田君の『虹』も聴いてみようよ」と峯田が提案し、今度は峯田の伴奏で菅田が歌うことに。サビでは峯田が声を重ね、対照的な2人の歌声がコントラストを描いていった。
続いて菅田が銀杏BOYZの「BABY BABY」をカバー。菅田、「家で死ぬほど歌った。高校時代に仲間とカラオケでも歌った」と、青春の思い出の1曲であることを告げ、声を張り上げて必死に歌い上げる。そんな菅田の姿を、峯田はなんだか嬉しそうな表情を浮かべて見つめていた。
ここで銀杏BOYZの山岡健二(d)と加藤綾太(g)が登場。峯田と3人で「少年少女」を演奏した。峯田はアコ―スティックギター、岡山はロッズでドラムをプレイし、加藤はエレクトリックギターだがクリーンなトーンを鳴らすというアコースティックなサウンドながら、爆音で打ち鳴らしていく。仲間を得た峯田の歌声はさらに力強くなった印象で、菅田は爆音に身を委ねながら身体を一緒に歌っていた。
続いて菅田がアコースティックギターで「まちがいさがし」を歌い出すと、峯田がアコギを重ね、サビになるとドラムとエレキギターも加わり、菅田と銀杏BOYZのコラボレートが実現。力強い演奏に乗せて、菅田のテンションも一気に上がっていく。2コーラス目は峯田が歌う。またもや荒々しい歌声だったが、そこが逆にエモーショナルに響いた。ラストは2人で熱唱。それぞれの声がお互いを煽っているかのようで、2人の声がさらに熱気を帯びていった。
最後は銀杏BOYZに菅田が参加する形で「東京」を披露。ハンドマイクを握る菅田が2コーラス目を歌い上げ、サビでは峯田と声を合わせる。最後は菅田が峯田の隣に移動し、感情を昂らせ、絶叫とも言える声を聴かせ、峯田もそれに応えるかのようにさらに力強く大迫力の歌を聴かせて大団円を迎えた。
大いに語り合い、魂の限りとも思えるほどの熱唱を聞かせた90分は、笑わされたり感動させられたりと、感情が激しく揺れ動く濃密な時間だった。それは出演した2人もきっと同様だろう。アフタートークで菅田が「始まる前は(緊張から解放されたいので)早く終わりたいって思うけど、終わってしまうと寂しくなる」と話していたが、この言葉が、この日の対バンの充実ぶりを端的に表していたように思う。
文・竹内伸一
『COREMANIA(R) EPISODE #04「銀杏BOYZ×菅田将暉」』
視聴チケット価格:¥1,980(税込)
※視聴チケット購入から配信期間中、見放題
視聴チケット販売期間:2022年5月14日(土)18:00〜6月18日(土)21:00
公式サイト エピソード詳細ページ:https://coremania.tokyo/events/dk3mB862WVmRbRH
チケットぴあ 販売ページ:https://w.pia.jp/t/coremania/
※「チケットぴあ」で予約して、全国のセブンイレブンで決済可能です。
番組を視聴するためには「COREMANIA App」のダウンロードが必要です。(一部PCブラウザでも視聴可能)
※COREMANIA公式サイトにて作成したアカウントでアプリにログインしてください。
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/coremania/id1593966244
Google Play ストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=tokyo.coremania.android
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