ザ・ブラック・ダリア・マーダーのT・スターナドがグラミーの追悼コーナーで取り上げられるよう署名運動始まる
ジャーナリストのBradley Zorgdrager氏が、今週訃報が伝えられたザ・ブラック・ダリア・マーダーのヴォーカリスト、トレヴァー・スターナドが来年のグラミー賞授賞式の追悼コーナー<In Memoriam>で取り上げられることを願い、オンライン署名運動を開始した。
今年は、グラミー賞の公式サイトには名前が記載され追悼されたものの、4月に開かれた授賞式の<In Memoriam>では、元スリップノットのジョーイ・ジョーディソンやシンデレラのジェフ・ラバー、ムーディ・ブルースのグレアム・エッジ、Megaforce Recordsの共同創設者Jon Zazula氏らの名や姿が映し出されることはなかった。
グラミーのプロデューサーはその後、テレビ放送される<In Memoriam>の時間は限られており、全ての人を取り上げるのは難しく、申し訳なく思っていると釈明、謝罪した。
Zorgdrager氏は、グラミーは長年、ヘヴィ・メタルを見落としがちであり、スターナドを<In Memoriam>に含めてほしいと、Change.orgでオンライン署名運動を始めることにしたという。目標の5,000人を大きく上回り、開始数日ですでに1万人以上が賛同している。詳細はChange.orgのキャンペーン・ページ(www.change.org/p/the-grammys-to-include-black-dahlia-murder-vocalist-trevor-strnad-in-in-memoriam-segment)まで。
ザ・ブラック・ダリア・マーダーは5月11日、トレヴァー・スターナドの訃報を伝え、最後に、自殺防止ライフラインの電話番号を記した。まだ41歳だった。
Ako Suzuki