ドーズ、新AL7月リリース&新SGも
今年のフジロック出演にて初来日が決まっているLAのロックバンド、ドーズが8枚目となるスタジオ・アルバム『Misadventures of Doomscroller』を2022年7月22日(金)にリリースすることをアナウンスした。新シングル「Someone Else's Café/Doomscroller Tries to Relax」もリリースしている。
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1st シングル「Someone Else's Café/Doomscroller Tries to Relax」は、新アルバムのオープニング・トラックとして収録。「この曲の前半は、暴君についてなのかもしれない。でも、もう少しコントロールすれば、すべてがうまくいくと考えている人についてとも言えるかな。後半は、前半の発展途上の現実に対する応答なんだ。世界は時に恐ろしい場所かもしれないが、それにどう対応するかはある程度、自分で決められると信じたいんだ」とフロントマンのテイラー・ゴールドスミスは1stシングルについて語っている。
「レコーディングのテイクが終わるたびに、大きな達成感がありました。このシングルの10分という時間は、まさに賭けのようなものでした。それまで全員が完璧に演奏していたのに、7分や8分くらいで自分がミスして台無しにしたくなかった。このアルバム全体、そしてこの曲は特に、僕らの安全圏を少し超えた感じがして、それが音楽にどう反映されたのか、とても誇りに思うんだ。アイコンタクトや、足で考えているような音が聞こえてくるような気がします。すでにライブで演奏する曲のトップ5に入っています。ようやく世に送り出すことができて幸せです」とテイラーは一発録りで行ったシングル「Someone Else's Café/Doomscroller Tries to Relax」のレコーディングの様子を語っている。
長年のコラボレーターであるジョナサン・ウィルソン (ロジャー・ウォーターズ、ファーザー・ジョン・ミスティ、エンジェル・オルセン)がプロデュースしたアルバム『Misadventures of Doomscroller』は、バンドにとってこれまで以上に意欲的で冒険的な作品となっている。
フロントマンのテイラー・ゴールドスミスは、「私たちは常にミニマリストであろうとしてました。今はマキシマリストになりたいんだ。1つの曲がどこまで私たちを連れて行けるか見てみたい。曲の中に新たな曲を見つけるんだ。ある種の卓越したものを求めて努力して、自分たちの中にあるものを静かに信じてきたけれど、それをテープにレコーディングする勇気がなかったんだ」と今作は自分達の殻を破り新たな挑戦をして完成させた作品だと語っている。
「また、レコードの伝統的な長さである40〜45分を尊重しつつも、曲数へのこだわりは捨てようと思ったんだ。マイルス・デイヴィスやハービー・ハンコックがよくやったようにね。曲を記録することは、絵の半分に過ぎない。このアルバムでは、曲は私たちが飛び降りたり、迷い込んだりするためのプラットフォームでもあるのです。このレコードは、曲のコレクションというより、音楽のコレクションにしたかったんだ」とテイラーはアルバムについてコメント。
2020年にリリースした前作『GOOD LUCK WITH WHATEVER』はナッシュビルの有名なRCAスタジオAにて、グラミー賞を7度受賞しているデイヴ・コブ(クリス・ステイプルトン、ブランディ・カーライル、ジェイソン・イズベル・アンド・ザ400ユニット)がプロデュースし世界中で批評家の称賛を浴びた。新アルバムを携えてのフジロックでの初来日が今から期待される。
『Misadventures of Doomscroller 』
Rounder Records
UICB-10009 2,700円(税抜)
■日本盤はSHM-CD仕様、ボーナストラック1曲、歌詞対訳、解説付
■トラックリスト
Comes In Waves (Live) *日本盤ボーナストラック
*アルバムのトラックリストは後日発表予定
ストリーミング・リンク :https://found.ee/G9bA13
◆ドーズ オフィシャルサイト