Native Instruments、TRAKTORの20周年を記念してタイムコードバイナルの限定シリーズ発売
Native Instruments(以下、NI)は現代の音楽シーンのあり方を変えた、画期的なデジタルDJツール「TRAKTOR」の20周年を記念した限定製品をリリースした。
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NIはニューヨークを拠点とするターンテーブリスト、ShifteeとSashaのレコードレーベル“Last Night On Earth”とのコラボレーションを含む、5種類の限定タイムコードバイナルをリリース。パープル、蓄光グリーン、トランスルーセントなど、5種類の限定カラーで発売される。このレコードはTRAKTORのデッキを1台コントロールすることができ、コンピューター上でオーディオファイルのスクラッチ、巻き戻し、ビートマッチすることができ、レコードでDJをしているような感覚で操作することが可能だ。
20年前に発売が開始されて以来、TRAKTORはドイツ・ベルリンのミニマルテクノからアメリカのハウス、中東のヒップホップまで、世界中の音楽シーンの形成に携わってきました。TRAKTORは、先進的なDJや世界的なターンテーブリストにとって欠かせないソフトウェアとなり、毎週末のように、世界中の音楽イベントで目にすることができます。過去20年間にTRAKTORは、今となってはDJの業界標準とされるいくつかの機能を導入した。まずデジタル波形の視覚化により、DJはトラックの構成などの変化を予見することができるようになった。次にTRAKTORの圧倒的なBPM検出の精度により実現したループ機能を搭載し、楽曲の特定の部分を切り離してループさせることができるように。さらにハーモニックミキシング、キューポイント、自動ビートマッチング(シンク)など、最先端の機能を搭載している。
「TRAKTORは非常に多くの人々による努力と功績の結晶です。」と、発売当初からこのソフトの統括してきたプロダクトマネージャーのFriedemann Beckerは語る。「この20年間を振り返ると、どれだけの人々がTRAKTORに携わり、情熱を注ぎ、メーカーやDJとして人生を捧げてきたか、深く感銘を受けるとともに感謝の気持ちでいっぱいです。皆、さまざまな視点とスキルを注ぎ込んでくれたのです」。
世界的に有名なターンテーブリストであり、長年のTRAKTORユーザーであるShifteeは「NIは単なるコラボレーターやサポーターだけではなく、約15年に渡る私の家族ともいえる存在です」と語る。「NIの誰かがMyspaceでTRAKTORについて話したのがすべての始まりでした。デモビデオからツアーまで、TRAKTORは自分のプロとしてのキャリアと個人的な成長にとって記念碑的な存在です。TRAKTORの20周年を記念して、この限定ブルーバイナルをリリースできることを光栄に思っています。向こう20年に乾杯!」。
限定版のタイムコードレコードのリリースと同時に、NIは世界中のアーティストと対談し、過去20年間にTRAKTORが音楽シーンに及ぼした影響を振り返る特集シリーズを開始した。この特集はNIブログで毎週公開され、ベルリンからラマラまでのアーティストとの対話、Chris Liebing, Steve Bug, Makimakkukといった著名なアーティストの洞察に焦点が当てられる予定だ。ベルリンのシーンを詳しく紹介する最初のブログポストはNative Instrumentsのブログで公開されている。
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