BTS、2年半ぶりのソウル対面コンサート「奇跡のような3日間」

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BTSが3月10日、12日、13日の3日間、韓国・ソウルの蚕室総合運動場 主競技場で<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL>を開催した。以下、最終公演のオフィシャルレポートをお届けする。

◆BTS画像

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「3日間の奇跡のようなコンサートが終わりましたね。 1か月後、1年後、遠い未来でいつも皆様をお待ちしております。 この公演の最後の曲も、いつものように皆さんのいらっしゃる場所で完成されるでしょう。各自の位置で思う存分、体と心で踊っていただければと思います」

BTSが2年半ぶりに行われたソウル対面コンサート<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL>で世界中のファンと特別な思い出を作った。「どんな危機でも方法を見いだす」という自分たちの言葉のように、BTSは「歓声のないコンサート」を忘れられない思い出として刻んだ。

BTSは13日、ソウル蚕室総合運動場メインスタジアムで<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL>の最終公演を行った。今月10日と12〜13日の3日間、対面公演を通じて会場だけで約4万5,000人のARMYに会った。

コロナパンデミックの状況のため、公演場内の収容人数制限が避けられないことによるファンの心残りは、多様なイベントがファンの心を慰めた。1日目と3日目の公演はオンラインライブストリーミングが同時進行され、2日間、191の国/地域で102万人が視聴した。

2日目の公演はライブビューイングを通じて世界75カ国/地域の計3,711の映画館でリアルタイムで上映された。 全世界のライブビューイング観客数は約140万人と集計されたが、これは全世界の「イベントシネマ」(コンサート、オペラ、スポーツ競技など映画以外のコンテンツを実況、または7日以内に映画館で上映するイベント)基準で最多観客新記録だ。





■不慣れな風景も特別な思い出に…「ユニークな公演」

BTSは<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL>の3回目(13日)の公演で「ON」、「Black Swan」をはじめ「DOPE」、「DNA」、「FAKE LOVE」、「Life Goes On」、「Dynamite」、「Butter」、「IDOL」など計20曲を熱唱した。 久しぶりにソウルで開かれる対面公演であるだけに、7人のメンバーがステージの上で一緒にできる曲だけでセットリストが構成された。 アンコール曲は回によって違った。 BTSは最終日には1、2回目の公演と違う「Spring Day」、「We are Bulletproof : the Eternal」を歌った。

BTSは約180分間多彩なジャンルの曲を消化し、強烈で愉快な魅力を披露した。 バンドバージョンに編曲した「Boy With Luv」、「Dynamite」、「Butter」でユニークなステージを飾り、「Telepathy」と「Outro: Wings」を歌う時は移動車に乗って会場を回りながらファンと近くで呼吸した。

<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL>ではコロナ拡散防止のため、歓声の代わりにクラッパー(応援用小道具)と応援棒(アミボム)だけが使用可とされた。 歓呼することができないコンサートはBTSはもちろん、観客も不慣れだったが、公演場の熱気はいつにも増して熱かった。

観客は歌に合わせてクラッパーで歓声を上げ、アミボムの光を利用した“ウェーブ”でコンサートを完成させた。 BTSは「僕たちももう(デビュー)10年目だが、10年間一度もなく、今後の10年間もないであろうユニークな無歓声コンサート」とし、今回のコンサートを「拍手コンサート」と命名した。



■異色の思い出のために…新デザインLEDから感動イベントまで!

BTSは2021年10月にオンライン・ストリーミングで開かれた<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE>当時、コロナが広がり、今回のコンサート会場と同様の蚕室総合運動場のメインスタジアムで観客なしで公演を行ったことがある。 今回、初めて観客の前でパフォーマンスを披露したBTSは、公演中にその時を思い浮かべ、感激の感想を伝えた。

BTSとファンが集中し合えるよう“出会い”そのものに焦点が当てられた<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL>では上下前後に転換できる可変型「移動式大型LED」が中央ステージに設置され、多彩な見どころを提供した。 会場で観覧するファンたちはBTSのパフォーマンスをよりリアルに楽しむことができ、オンラインストリーミングとライブビューイングを通じて公演を楽しむ観客たちにも現場の熱気がリアルに伝わった。

これだけでなく1、2日目の公演でアンコール曲の「HOME」が歌われた際にはLED画面に事前イベントを通じて配信されたファンの名前が登場した。 BTSはファンとの特別な瞬間を画面に刻んで感動を与えた。





■「Permission to Dance」の実現…次回の出会いの約束

BTSは<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE>ツアーシリーズのメインメッセージでもある「Permission to Dance」を歌い、3日間のコンサートのフィナーレを飾った。 2年半ぶりに観客と再会し、特別な思い出を作った彼らは「いつも皆さんを待っている」と次回を約束した。

ソウルコンサートを終えたBTSは、4月8〜9日と15〜16日(現地時間)に米国ラスベガスで<BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS>を開催する。

Photo : BIGHIT MUSIC

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