クレナズム、宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」カヴァーをリード曲にすえたEP発売

クレナズムが、宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」のカヴァーをリード・トラックにすえたEP『SAKURAドロップス/面影』を本日2月2日にデジタルリリースした。

クレナズムは、メンバーが敬愛してやまない宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」を昨年2021年、ラジオの企画でカヴァー。それがリスナーから好評を博し、メンバーもその仕上がりに手ごたえを感じたことから、新たにレコーディングされた「SAKURAドロップス」のカヴァーに、シューゲイズのオリジナル曲「面影」を加えた2曲からなるEP『SAKURAドロップス/面影』として配信することになったそう。

イントロもなく、唐突に切なく嗚咽するかのようなヴォーカルの萌映のエモーショナルな歌からはじまり、轟音のギター・サウンドのノイズの嵐の中に翻弄されていくような「SAKURAドロップス」のカヴァーは、宇多田ヒカルのオリジナルとはまた違ったシューゲイズなアレンジが、原曲の素晴らしさ、切なさを更に増幅。なお、「SAKURAドロップス」が幼少期より大好きだという萌映が、その想いを切実に手紙にしたためて宇多田ヒカルのスタッフに送ったことからこのカヴァーが実現したということだ。また、オリジナル曲「面影」は、これまでのクレナズムの真骨頂と言っても過言ではない、静寂の中から漏れ出した萌映の声と激しいギターが描き出す轟音のバンド・サウンドに彩られたラブソングだ。

なおクレナズムは、4月には名古屋を皮切りに全国4ヵ所で＜クレナズム春のバリよかツーマンツアー 2022＞も予定している。