“シティポップ” の熱狂を凝縮した入門書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』 2022年2月22日発売
全世界で鳴り響く「シティポップ」が厳選アルバム100枚でわかる、入門書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』 が2022年2月22日(火)発売される。
◆『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』 関連画像
ロックやソウルなど洋楽の要素を取り込み、鮮やかな色彩感覚で洗練された都市の情景を描きながら、憂いや哀愁をも含んだ日本独自の音楽ジャンル、「シティポップ」──1970年代から80年代にかけて日本で誕生したこの「都市型ポップス」が2010年代のネットコミュニティの隆盛により、竹内まりや「プラスティック・ラブ」をはじめとした作品の数々が世界に発見され、急拡大した。
本書はシティポップ史に燦然と輝く名盤から、先人の遺伝子を受け継ぎ昇華し続ける次世代盤まで、シティポップを紐解くうえで決して外すことのできない必聴の100枚を厳選し、30年にわたり日本のポップミュージックシーンと併走してきた著者が一枚ずつ丹念にレビューする。時代も国境も軽々と越えた、語り継ぐべき日本の文化遺産に耽溺してほしい。
『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』
著者:栗本斉
ページ数:256ページ
定価:1000円(税別)
販売サイト:https://www.seikaisha.co.jp/information/2022/02/01-post-211.html
(本書構成)
■著者自らディスク100枚を選盤し、一枚一枚精緻に綴ったディスクレビュー
PART.1「黎明期」燦然と輝く名盤20枚
PART.2「最盛期」進化と深化の過程で誕生した必聴盤50枚
PART.3「再興期」受け継いだ遺伝子からさらなる変容を遂げる次世代盤30枚
■「シティポップとはなにか」を様々な視点から提示するコラム
コラム.1 編曲家とスタジオ・ミュージシャン
コラム.2 シティポップサウンドのルーツ
コラム.3 国内外のネオ・シティポップ
・本書掲載アーティスト(一部抜粋)
SUGAR BABE、荒井由実、鈴木茂、大貫妙子、加藤和彦、南佳孝、松原みき、大滝詠一、寺尾聰、山下達郎、伊藤銀次、佐藤博、吉田美奈子、杏里、稲垣潤一、杉真理、角松敏生、松田聖子、杉山清貴&オメガトライブ、竹内まりや、ティン・パン・アレー、Char、尾崎亜美、小坂忠、ラジ、笠井紀美子、やまがたすみこ、細野晴臣&イエロー・マジック・バンド、高橋ユキヒロ、サディスティックス、小林泉美&Flying Mimi Band、中原理恵、サーカス、郷ひろみ、広谷順子、五十嵐浩晃、岩崎宏美、EPO、伊勢正三、井上鑑、佐野元春、東北新幹線、濱田金吾、中原めいこ、AB'S、須藤薫、山本達彦、村田和人、国分友里恵、来生たかお、菊池桃子、1986オメガトライブ、飯島真理、鈴木雅之、今井美樹、Original Love、小沢健二、GREAT3、具島直子、古内東子、キリンジ、比屋定篤子、NONA REEVES、冨田ラボ、畠山美由紀、流線形、Lamp、土岐麻子、一十三十一、シンリズム、LUCKY TAPES、星野みちる、SPiCYSOL、never young beach、Yogee New Wavesなど
・本書掲載ディスクを集めたプレイリストが3つの音楽サブスクリプションサービスで聴ける! 読みながら聴ける! 聴きながら読める!
Spotify、Amazon Music、Apple Musicのプレイリストに飛べるQRコードを巻末掲載!
・本書「はじめに」より(一部抜粋)
「本書は、日本で生まれたシティポップの名盤100枚を紹介するディスクガイド本である。1975年に発表されたシュガー・ベイブ唯一のアルバム『SONGS』に始まり、ネオ・シティポップの旗手の一組であるYogee New Wavesの執筆時点における最新作『WINDORGAN』までを取り上げている。基本的には1970年代後半から80年代にかけての作品に重きをおいているが、3割程度は90年代以降の作品を取り上げ、全体を読むとシティポップ草創期からネオ・シティポップが盛り上がっている2020年代頭までを俯瞰できるよう心がけた。
(中略)「メロウでアーバンでグルーヴを感じられる」という表現は、シティポップを伝える言葉として最適だと考えている。ただ、実際に「メロウ」なサウンドや「グルーヴを感じられる」リズムがどういうものなのかは、聴いてみないとわからないという方も多いだろう。その場合は、ぜひ一曲一曲聴きながら体感していただきたい。それと、こういったサウンドはシティポップの重要な側面でもあるため、アレンジや参加ミュージシャンの記述にかなりの文字数を割いている。主役のシンガーだけでなく、ミュージシャンやアレンジャーなど周辺のスタッフィングも含めて、シティポップの世界を楽しんでいただければと思っている」
◆星海社 オフィシャルサイト
◆栗本斉 Twitter
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