ユミ・ゾウマ、パンデミック下で制作された不安定な未来に捧げる4th AL『Present Tense』リリース

ポスト

世界的な人気を博すオルタナ・ポップ・バンド、ユミ・ゾウマは待望の4枚目のスタジオ・アルバム『Present Tense』を2022年3月18日(金)にリリースする。

◆ユミ・ゾウマ 関連動画&画像


『Present Tense』はユミ・ゾウマが不安定な未来に捧げた作品だ。2020年にリリースされ高い評価を得た前作『Truth or Consequences』は、WHOがCOVID-19をパンデミックと宣言したまさにその日に、Polyvinylからリリースされた。バンドが初の北米ツアーを開始した直後、世界は崩壊。ユミ・ゾウマの4人のメンバーはそれぞれの道を歩み、ウェリントン、クライストチャーチ、ロンドン、ニューヨークと各々の故郷へと帰っていった。「混乱してしまった。僕らは1年1枚のペースで仕事をしているけど、先が見えない状況で、勢いを失ってしまった」とバンドの共同設立者でマルチインストゥルメンタリストのチャーリー・ライダーは語る。

これを受け、ユミ・ゾウマは、世界の情勢に関係なく2021年9月1日にアルバムを完成させる必要がある、と自ら期限を作り、仕事に取り掛かった。『Present Tense』は遠隔および直接のセッションを通して進化。また、世界中の友人たちがプレイするペダルスティール、ピアノ、サックス、ウッドウインズ(木管楽器)、ストリングスよって発展、そのサウンドは拡大した。レコーディングは、アッシュ・ワークマン(Christine & The Queens、Metronomy)、ケニー・ギルモア(Weyes Blood、Julia Holter)、ジェイク・アロン(Grizzly Bear、Chairlift)といったトップ・ミキサーが担当。アントワーヌ・シャベール(Daft Punk、Charlotte Gainsbourg)によるマスタリングで微調整が行われ、複雑に展開するサウンドに仕上げられた。「4枚目のアルバムなので、少し冒険した曲を作りたかったんだ。他のアーティストと一緒に仕事をすることは、僕らのコンフォートゾーンの外側のことなので、その助けとなった」とライダーは語る。

ニュージーランドのオルタナ・ポップ・バンド、ユミ・ゾウマは、2014年に結成された。メンバーはクリスティン・シンプソン(V/Key)、ジョシュ・バージェス(G/V)、チャーリー・ライダー(G/B/Key)、オリヴィア・カンピオン(Dr)の4人で、現在はニューヨーク、ロンドン、クライストチャーチ、ウェリントンと各々、バラバラな場所で暮らす。2016年にデビュー・アルバム『Yoncalla』をリリース。2017年のセカンド・アルバム『Willowbank』を経て、Polyvinyl/Inertia Recordsと契約。2020年にリリースされたサード・アルバム『Truth or Consequences』はDouble J、2SER、The Brag Media、FBi Radio、Purple Sneakers、Pilerats、The Music Network、Spectrum(The Age)等、オーストラリアのメディアから絶大なサポートを獲得。その流れは各国に広がり、Consequence of Sound、Gorilla vs Bear、NPR、Earmilk、FADER、MTV、NYLON、Paste Magazine、Stereogum、Under The Radar等からも高い評価を得た。また、フジロックフェスティバル'20への出演も予定されていた(COVID-19の為、延期)。


『Present Tense』

2022年3月18日(金)
OTCD-6847[CD] ¥2,500+税
世界同時発売、付帯物等未定、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
1. Give It Hell
2. Mona Lisa
3. If I Had The Heart For Chasing
4. Where The Light Used To Lay
5. Razorblade
6. In The Eyes Of Our Love
7. Of Me And You
8. Honestly, It’s Fine
9. Haunt
10. Astral Projection
※他、日本盤ボーナス・トラック追加収録(予定)

◆ユミ・ゾウマ オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報