イアン・シモンズ、最新作『The Brunswick Variations』リリース

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Art Yardからリリースされたイアン・シモンズの最新作『The Brunswick Variations』は、ドイツのクレメンス・キナスト、イギリス人ピアニストのマックス・ムーア、日本の尺八奏者の池上健二とのコラボレーションがフィーチャーされているジャズ・テイストでとても美しく、かつグルーヴィーでサウンドトラックのような作品だ。

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2020年から2021年のロックダウン中にレコーディングされた本作では、クレメンス・キナストによるフィールド・レコーディングをイアンのトレードマークでもあるジャズ・フォーク、ブルージーなエレクトロニクスと組み合わせ、イアン独自のユーモアとダークな風刺を反映させたポエトリーや歌と融合させているのが特徴。

イアン・シモンズは、ウェールズの詩人とアーティストの家系に生まれ、幼少期から家族とアメリカやオーストラリアに住み、さまざまな音を吸収してきたエレクトロニカ系アーティスト。80年代後半から90年代世界中を巻き込んだアシッド・ジャズ・ムーヴメントの渦中にあり、その独創的な表現とパフォーマンスが話題を呼んだカルトバンド“サンダルズ”で音楽キャリアをスタートさせたのちに、チル、ジャジー、エレクトロニック、ヒプノティックなリズム、アンビエントなアトモスフィアを奏でるソロ・プロジェクト“ジュリーマン”、ドイツの若手ジャズ・プレーヤーを起用した“ワイズインタイム”、そして本名名義で幅広い音楽的要素を取り入れた作品をリリースするようになったことで知られている。


『The Brunswick Variations』

2021年11月29日(月)
Art Yard

■Tracklist
1.Pick Up !
2.Air to Breathe
3.Shoots of Spring
4.A Blues For Angels.
5.Pie to Go
6.Standing Man
7.Who Dreamt
8.New Humans
9.Robinson
10.Kenji San Blues

◆イアン・シモンズ Bandcamp
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