ギブソン、“マエストロ”の最新エフェクターペダル5機種を発表

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ギブソンが、伝説のエフェクターペダル・ブランド“Maestro(マエストロ)”の最新エフェクターペダル5機種を発表した。

『FUZZ-TONE“FZ-M”』『INVADER DISTORTION』『RANGER OVERDRIVE』『COMET CHORUS』『DISCOVERER DELAY』の5つのエフェクター・ペダルは、独自のサウンドを求めるミュージシャンのスタイル、デザイン、サウンドに合わせて開発。このマエストロ・オリジナル・コレクションは、ブランドのパイオニアであり、多くの人に愛されているオリジナルのサウンドとスタイルに忠実であると同時に、マエストロの先進的でモダンな機能、多様性、優れたサウンドメイキング機能を兼ね備えた製品となる。


マエストロは、エフェクトの創始者であり、その創世記からローリング・ストーンズ、ラカンターズ、ピート・タウンゼント、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、ピーター・フランプトン、フー・ファイターズ、ブラック・キーズまで、数々の名曲のサウンドを形作ってきた。

各ペダルは、1つのトグルで2つの異なるボイシングを切り替えることができる「2 in 1」ペダル。3つのノブ、トゥルー・バイパス・スイッチング、人間工学に基づいたペダルボード・フレンドリーなウェッジ・プロファイルを特徴としている。

■FUZZ-TONE FZ-M


世界で初めてファズ・ペダルを世に送り出したのがマエストロ。そのサウンドはローリング・ストーンズの名曲「(I Can’t Get No)Satisfaction」で伝説となった。“FZ-M”はオリジナルの進化形、21世紀のファズサウンドを提供。オールアナログペダルの“FZ-M”は、オリジナルの“FZ-1”をベースにしつつ、より厚みのあるモダンなファズ・トーンを生み出し、多彩なサウンドメイキングを可能にする。3種類のコントロールノブが配置されており、直観的なサウンド調節が可能。Attackノブはファズレベルを調整。Toneノブはブライトで荒々しいトーンからブーミ―なトーンまで好みの音色に調整することができる。Levelノブは出力ボリュームの調整に使用。必要に応じて、ユニティゲイン(信号が入力と同レベルで出力される)をはるかに超えることも可能。トゥルーバイパス用フットスイッチをオンにすると、マエストロ・ロゴの上部にあるビューグルのLEDライトが点灯するので、エフェクターのアクティブ状態をいつでも確認できる。

■RANGER OVERDRIVE


『RANGER OVERDRIVE』は、世界中で人気のビンテージ真空管アンプのオーバードライブ・サウンドにインスパイアされ誕生したエフェクター。このオールアナログのレンジャー・オーバードライブには、モード切り替え用トグルスイッチが付いており、ウォームで多彩な表現が可能な真空管アンプを使っているようなオーバードライブ・トーンと、よりクリーンでセンシティブなトーンを切り替えることができる。2つ目のトーンにはクリーンな信号がミックスされているため、ピッキングとギター本体のボリュームでトーンをコントロールする「常時オン状態」で使用するエフェクターとして最適。コントロール部には、Gain(オーバードライブレベル調整)、Tone、Level(出力レベル)の3つのノブが配置され、直観的に調整しすぐに十分な音量でユニティゲイン(信号が入力と同レベルで出力される)を超えることができる。レンジャー・オーバードライブはブースターとして使用することも可能で、真空管アンプへの入力を増幅し、輪郭のあるダートなサウンドを簡単に強調できる。

■INVADER DISTORTION


『INVADER DISTORTION』は、ハイゲイン、オールアナログの最新ディストーションペダル。アグレッシブで迫力のあるサウンドと豊かなハーモニクスが特徴。コントロール部には、Gain(ディストーションの量)、Tone、Level(出力レベル)の3つの調節ノブが直感的に使用できるように配置されており、すぐに十分な音量でユニティゲイン(信号が入力と同レベルで出力される)を超えることができる。トップパネルのトグルスイッチを使えば、本体内蔵のノイズゲートを使用可能。本体内部の回路基板に取り付けられたトリムポットにより、ノイズゲートの閾値レベル(ノイズゲートの掛かり具合)を調整することができる。

■COMET CHORUS


『COMET CHORUS』は、コーラス・エフェクターを象徴するアナログディレイ素子(バケット・ブリゲード・ディバイス:BBD)技術を使用して、温かみのあるクラシックなコーラス・トーンを生み出す。オールアナログペダルのコメット・コーラスは、モード切り替え用トグルスイッチを備えており、“Earth”モードではバランスの取れたきらめくようなコーラス・エフェクトが可能で、“Orbit”モードではコーラス・サウンドにAM変調を加え、まるでロータリースピーカーのような音韻複合的なサウンドを生み出す。内部のトリムポットを使用すれば、ロータリースピーカーを彷彿とさせる“Orbit”効果のレベルを好みに合わせて調整することができる。3つの調整ノブが直観的に使えるように配置。Depthでコーラスの深さ(ピッチの変化量)、Speedでコーラスの速度(変調周期)をすばやく選択し、Mixでドライ信号とブレンドされるピッチ変調信号の量を調整することができる。

■DISCOVERER DELAY


『DISCOVERER DELAYは、アナログディレイ素子(バケット・ブリゲード・ディバイス:BBD)技術を利用して、クラッシックでウォームなディレイサウンドを生み出す最新アナログ・ディレイペダル。3つのノブが直観的に使えるように配置。“Delay”でディレイタイムの長さ(20msから600msの範囲)、Sustainでサステインの量(ディレイ音のリピート回数)をすばやく選択し、Mixでディレイのレベルを調整。トグルスイッチによって内蔵のモジュレーションを起動し、若干サチュレーション状態にあるカセットテープの様なワウフラッター効果から、大幅にピッチシフトされた変調効果まで、様々な効果をディレイ信号に付加することができる。2つの内部トリムポットにより、モジュレーションのRate(速度)とWidth(スイープ範囲)を調整できる。







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