【ライブレポート】錦戸亮、幕張メッセでライブ納め「ありがとう、バイバイ!よいお年を!」
錦戸亮が2021年のライブ納めとなる<RYO NISHIKIDO LIVE 2021 “SHABBY”>のファイナル公演を千葉・幕張メッセ イベントホールにて開催した。
◆ライブ写真
“ぼろぼろの、みすぼらしい”といった意味を持つ「SHABBY」というタイトルの本公演。古びた良さを粋に見せるシャビーシックスタイルにも通じる、多くの生楽器を入れての奥深いライブとなっていた。
セットリストは既存曲と新曲2曲とを合わせた全16曲。ドラムス、ギター、ベース、キーボードにストリングスカルテット、サックス、トランペットが加わった10人ものサポートミュージシャンにより、自ら生み出した曲を本公演用のアレンジで、多彩なパフォーマンスを繰り広げた。
「今日がみなさんにとっての“錦戸納め”になると思いますので、しっかり観ていただけたら光栄です。くたびれてカッコイイ大人な雰囲気の、そんな世界観になるのかな。生の錦戸亮と素敵なミュージシャンたちが演奏するライブ、しっかり五感で感じて、精一杯(音を)浴びて帰ってください」
音楽にどっぷりと浸れるべく用意された特別な空間で、曲ごとにガラリと趣を変える音と光と歌声。錦戸亮自身の佇まいも含め、非常に格調高いステージングだ。
MCでは客席への問いかけと拍手でのリアクションでグッズについての反応を探り、観客とささやかな交流も楽しませてくれた。メインステージだけでなく、センターステージへも客席に手を振りながら移動し、四方に顔を向けて歌う場面も。声は出せずとも、ライブの高揚感を存分に味わせてくれるファイナルとなった。
「目の前にいてくれるみなさんがいるから、こうしてステージに立てている。僕は僕をまっとうしたいと思っているので、興味があったら、また観に来てください。気持ちの面でみなさんを元気づけられるよう、いっぱいがんばりますんで」
アンコール後はそう締めくくると、「ありがとう、バイバイ!よいお年を!」と明るくステージをあとにした。果たして、2022年はどのような“錦戸始め”が用意されているのか。次なる発表を心待ちにしたい。
撮影:田中聖太郎
■<錦戸亮 LIVE 2021“SHABBY”>
01. コノ世界ニサヨウナラ
02. 狛犬
03. ラストノート
04. Tokyoholic
05. Silence
06. ヤキモチ
07. ジンクス
08. キッチン
09. ツキノハナシ
10. 新曲
11. ホンキートンクラプソディ
12. Secret agent man
13. Traffic
14. ノマド
15. ヒトメボレ
[アンコール]
16. オモイデドロボー
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