島村楽器、廃棄楽器をインテリア製品に再生する『楽器アップサイクルプロジェクト』を開始

ポスト

島村楽器は、楽器としての役目を終えた廃棄楽器を素材にして、スタンドライトやテーブルなどのインテリア製品に生まれ変わらせる『楽器アップサイクルプロジェクト』を開始。インテリアにアップサイクルされた製品は、島村楽器の一部店舗と島村楽器オンラインストアにて販売される。

アップサイクルとは、単なる素材の再利用ではなく、新たな付加価値を付けて生まれ変わらせること。島村楽器では2013年より廃棄楽器を点検・修繕し、全国の児童養護施設や東日本大震災で被災した子どもたち、JICA(国際協力機構)を通じて開発途上国の子どもたちに届けてきた。今回のプロジェクトでは修理不能な廃棄楽器や耐用年数を過ぎた部品などを素材として、提携団体の「upcycle interior(アップサイクル インテリア)」にてテーブル、スタンドライトなどのインテリア製品を新たに制作、販売するもの。制作されたインテリアは島村楽器の一部店舗などで販売し、売上から販売諸経費を除いた利益の全額を寄付金や楽器購入資金にあて、国内外を問わず楽器演奏の機会を得にくい子どもたちに寄贈するという。

この記事をポスト

この記事の関連情報