【楽器人小説“いくつになっても楽しいよね”】「メトロノームウオッチ」、こんな楽器系ガジェットのプレゼントって“嬉楽”しい
バンドメンバーの今井から突然、誕生日プレゼントが届いた。コロナ禍の昨今、バンド練習もままならない2021年だったが、メンバー間での交流はZOOM呑みなんかで続いている。
◆「メトロノームウオッチ」 関連動画&画像
クリスマス近辺である自分の誕生日のプレゼントといえば、子供の頃からクリスマスケーキで終わることが多いのは慣れっこ。しかしこの小さなケースに何が入っているのか……バンドメンバー、しかも男、しかもオッサンからとはいえ、プレゼントというのはいつの時代もうれしいものである。
ドラマー、かつガジェット好きの今井のことだから、何か流行りのガジェットであることは間違いない。以前呑みの席で盛り上がった「Rock Kalimba」か、これで何か曲をかけないか真剣に考えた「明和電機 オタマトーン」か、はたまたギタリストならだれでもササるアンプ型キーハンガー「JACK RACK 2.0 JCM800」、さもなくば、家にあっても奥さんに怒られない「折りたたみ式 電子ピアノTAHORNG ORIPIA49」か……、さっ、胸躍る瞬間だ。
いかにもクリスマスな、オッサンには不釣り合いな梱包を開けると中から出てきたのは……
と、時計じゃん?
聞けばこの時計、セイコーインスツルがリリースした「メトロノームウオッチ」だという。あっ、去年スタジオに入った時にグサッと来た一言、思い出した。
「おまえ、リズム感よくないよね……」
「……え?」
にわかとはいえ、ベーシストのオレにはガツンと厳しい一言で、ひたすら練習に明け暮れたのがこの夏の初め……。
そんなやりとりがあったのを覚えているのか、いないのか、今井が次のスタジオ入りに向けて、気を効かしたのか利かさないのか分からないが、早速この「メトロノームウオッチ」とやらをつけてみようではないか。
文字板は内側に時刻表示、外側にメトロノームのテンポや基準音の目盛りになっていて、時刻は指針の太い部分が表示し、メトロノームや基準音の設定のときは針の先端の細い部分が目盛りを表示するみたい。パッと見クロノグラフっぽい印象。
▲BPM120から150がアレグロ(=快速)か! 音楽用語の勉強にもなります。 |
針の独特の動きを実現するモジュールの小型化で高さも厚みもコンパクトなので、ステージ上での激しい動きでも気にならなそう(そんなに激しく演奏しないけど)。
▲ステージ袖でテンポ確認。どんな衣装にも楽器にも合う印象。 |
クラシック系の人にはジャストで“使える”機能満載だけど、バンドマンも一度手にしてみてもらいたい「メトロノームウオッチ」。テンポへの意識、高まることうけあいで、仲間同士のプレゼントなんかに最適かも。ちなみにクリスマス・シーズンってことで、キャンペーンやってるっぽいので、気になる人は早めにチェックを。;こんな楽器系ガジェットって“嬉楽”しい。
「セイコーメトロノームウオッチ」
Standard Line オープン価格(市場予想価格:20,900円/税込)
Casual Line オープン価格(市場予想価格:17,600円/税込)
12月23日11時までクリスマスキャンペーンを開催中! クーポンコード入力で1,000円オフ
[駆動方式]電池式クオーツ
[主な機能]時計、メトロノーム、基準音発音
[メトロノーム機能]テンポ範囲:40~304回/分(41ステップ固定)精度:±0.2%
[基準音機能]発音範囲:6種類
(A-440Hz、A-442Hz、A-443Hz、B♭-440Hz、B♭-442Hz、B♭-443Hz)精度:±1cent
[時計精度]平均月差±15秒
[電源]CR 2016 1個
[電池寿命]約2年
(メトロノーム機能テンポ120にて120秒間/日、基準音モード20秒/日で使用の場合)
[防水]日常生活用防水
[キャリバーNo]PA50
[バンド材質]皮革(カーフ)
[ケース材質]ステンレス
[ガラス材質]デュアルカーブハードレックス
[ケース径]厚さ: 10 ㎜/横: 36.5 ㎜/縦: 39.6 ㎜
[腕周りの長さ(最長)]180 mm
◆「セイコーメトロノームウオッチ」 オフィシャルサイト