壱タカシ、1stフルアルバム『少年連祷』12月リリース
シンガーソングライターの壱タカシが、2021年12月8日(水)に1stフルアルバム『少年連祷』を発売する。また、アルバムから先行して11月17日(水)に収録曲「前触れ」をリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。
壱タカシは、2019年に「はなむけ」でシンガーソングライターとしてデビューした。コラボレーションも積極的に行い、HAIIRO DE ROSSI、butaji、Ai Kakihira等の作品に参加。今年に入ってから自身のセクシャリティやアイデンティティに向き合った創作を行っており、2021年8月25日「ボーイ」、9月15日「ガール」、10月6日「擬態」、10月27日「知った」と連続でリリースし、その集大成が自身初のフルアルバム『少年連祷』だ。シングルでは、少年期の内面や他者との関係性、それに伴い感じた悩みや痛み、そして性の目覚めを描いており、『少年連祷』は、悩み苦しんできた壱自身の一つの答えであり「クィアで孤独な少年の心に希望の灯がともるまでの物語」ということ。
なお、全ての楽曲の作詞、作曲、編曲、プログラミング、レコーディング、ミックスを自身が行っている。マスタリングは畠山地平が担当。IDM、ネオソウル 、ヒップホップ、エクスペリメンタルなど多様なジャンルを扱いながら、ピアノ、シンセサイザーなど得意とする鍵盤楽器の柔らかなトーンがアルバムを通して散りばめられ、朴訥とした歌声を彩っているということだ。
アルバムのアートワークは、坂脇 慶がアートディレクションとデザインを担当。写真家の竹之内祐幸が撮り下ろした作品を中心に、アルバム全体のムードにも通じる静謐で不思議な世界観を創り上げている。
先行シングルとしてリリースされる「前触れ」は、つぶやくように語りかける歌唱、透明感のあるピアノ・リフ、浮遊感のあるコード進行に対比するように重量感のあるビートが特徴。歌詞は現在の壱が過去の自分に祈りを捧げる内容ということ。また、ミュージックビデオも合わせてYouTubeにて公開。「ボーイ」と同様に、写真家の竹之内祐幸が監督を務めた。
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【本人コメント】
「少年連祷」は、私が今を生きる音楽家として、表現者としての一つの答えです。多様性と言われる時代に、当事者として表現できることは何かを考え抜きました。どこかで疎外感を抱えている人に響くことを願っています。
「前触れ」は、アルバムをお楽しみいただく上で重要な曲です。ここで提示するモチーフが、物語の中で描く「少年」の変化の部分に関係していきます。ぜひチェックして、アルバムのリリースをお待ちいただければと思います。
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先行シングル「前触れ」
Format: Digital
Label:FRIENDSHIP.
Track:
1. 前触れ
配信リンク
https://friendship.lnk.to/Prelude
アルバム『少年連祷』
Format: Digital
Label:FRIENDSHIP.
Track:
1. 前触れ
2. 楽しさ
3. 擬態
4. ガール
5. 液体
6. 知った
7. おそれ
8. ボーイ
9. 河
配信リンク
https://friendship.lnk.to/Reflection
※リンク内の内容は12/8 0:00のリリース以降に更新されます。
関連リンク
◆壱タカシ オフィシャルサイト