【インタビュー】SUPERNOVA(超新星)、最高にHAPPYという意味を込めた9thアルバム『CLOUD NINE』

■DVDは、理解をして信頼を重ねて固まった僕らの友情とか
■みんなの仲の良さとか、そういうところを見てもらいたい

──「End of the day」も、ちょっとJ-POP寄りのサウンドですね。

ユナク：これは基本的にJ-POPに近い曲です。超新星からSUPERNOVAになって、僕らがいつも必ずラインナップする感じの曲。メンバーの声とか質がJ-POPにすごく向いているので、そういう曲を作るとみんな気持ちよさそうに歌ってくれるんですよね。ソンジェくんもジヒョクも、みんなこれが一番好きだよって言ってくれているくらい。J-POPっぽいけど、やっぱりSUPERNOVAらしい曲だなって思います。

──今回、このアルバムに『CLOUD NINE』というタイトルをつけたのはどういう経緯があったんですか？

ユナク：「4U」とか「GO FOR IT」とか「7IRO」とか、SUPERNOVA(超新星)のアルバムのタイトルは数字に執着しているじゃないですか（笑）。いつもスタッフさんと一緒に考えるんですが、今回の『CLOUD NINE』も出てきたアイデアの中から決めました。僕はこの言葉の意味を最初知らなかったんですが、『CLOUD NINE』は最高に幸せとかHAPPYという意味が含まれていると聞いて驚きました。9枚目ですし、今のこの時期的にもぴったりな言葉じゃないかなと思って決めました。

──ちなみに、最近ユナクさんが幸せを感じるのはどういう時ですか？

ユナク：出来上がった僕らの作品を聴く回数は5人の中で僕が一番多いと思うんですが、曲もMVも、出来上がったものを見たり聴いたりするのはいつもすごく楽しいし幸せです。たまにメンバーがいる時、一緒に見ながら、笑いながら、「こういうところ、いいじゃん！」って言ってくれたりすると本当に嬉しいですよ。個人的には、ちょっとおしゃれな、誰もいないようなカフェに行ってコーヒーを飲むのが幸せですね。ゆっくりする時間があまりないし、コロナ禍というのもありますから今はなかなかできませんが、ひとりでゆっくりそういう場所でコーヒー飲んだりするのが最高に幸せかもって思います。


──では最後になりますが、12月15日にリリースされる2枚組DVD『2021 SUPERNOVA(超新星) FANMEETING“TRAVELERS”-ONLINE☆博12-』『2021 SUPERNOVA(超新星) CONCERT“TRAVELERS”』について聞かせてください。

ユナク：9月にオンラインで行ったファンミーティングとコンサートの模様が収められているんですが、どちらもすごく楽しかったんですよ。久しぶりにメンバーが揃ってのライブで、しかも僕らのアルバムの発売を記念して行われたライブでもあったから、新曲を歌う時のメンバーの表情とかがすごく幸せそうなんですよね。リモートだから、みんなカメラにアピールするじゃないですか。何年経ってもこんなに仲がいいグループって他にいないんじゃないかと思うくらいだったし、ここまでいろんなことがありましたけど、理解し合って信頼を重ねて築き上げた僕らの友情とか、みんなの仲の良さとか、そういうところを見てもらいたいなって思います。あとは、みんな歌が上手くなったなというのもありますね。そういうチームワークも見ていただきたい。あとは、Milkyに対する真剣な目（笑）。これまで毎年3回の全国ツアーをやってきましたが、良くも悪くも慣れってあると思うんです。大切に思っているのに、その大切さが分からなくなったりもする。でも今回はみんなそこを踏まえた上で行ったライブなので、ファンに対しての気持ちや姿勢も、表現としてきちんとアピールできたライブにもなったんじゃないかなと思いました。

──開催に向けての準備も大変でしたか？

ユナク：みんなすごくダイエットを頑張ったんですよ。全国ツアーをやっていると、自然とダイエットができているんですね。でもダンスをする機会がなくなりましたから、必死でダイエットをしたんです（笑）。僕もしましたよ。頑張って5kgぐらい落としました。久しぶりにファンに会うので（笑）。

──そこは女子も男子も一緒ですね（笑）。

ユナク：（笑）。僕のファンはDVDをすごく見てくださるから、これからもこのDVDでライブを見たり、『CLOUD NINE』を聴いたりしながら、僕らから贈る幸せを感じていてほしいなと思います。

取材・文●山田邦子




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