マネスキン「ロックとは言えない? どうでもいい」
本国イタリアやヨーロッパ各国に続き、英国、アメリカでもブレイクしたマネスキンは、ロックであろうがなかろうが、彼らの音楽がありのまま受け入れられている現状に満足しているという。
◆マネスキン画像、動画
『Loudwire』のインタビューで、「ロックというには物足りない」と感じるリスナーがいるのをどう思うかと問われたダミアーノ・デイヴィッド(Vo)は、こう答えた。「知るか! 俺ら、そういうことはあまり考えていない。“俺らがロックンロールを復活させねば!”なんて思いはない。ただ自分達の音楽を作りたいだけだ。それがどんなものになろうとも。ロックンロールを復活させるって、当然、すごい功績になるだろう。でも、俺らは自分達の音楽に満足してる」
ベーシストのヴィクトリア・デ・アンジェリスはこう付け加えたという。「(ロックかどうかは)どうでもいい。自分達は本物のロック・バンドだって証明する必要を感じてない。私たちは、ただ自分達の音楽をやるだけ。ロックとかポップとか分類されるのは、重要なことじゃない」
「イタリアには、ロック・シーンなんてないわ。メインストリームじゃない。だから最初、私たちは成功しないって、みんな言ってた。でも今、全てが上手く行ってて、世界中に私たちのフォロワーがいる。誰も、私たちを変えようとしていない。みんな、私たちを理解し、私たちが自分らしくあることを許してくれている。私たちにとってはそれが1番重要よ」
マネスキンの「Beggin’」は、今月初め、アメリカでプラチナ・ディスクに認定され、最新の全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で13位まで上昇した。彼らは先週(11月6日)、ザ・ローリング・ストーンズのオープニング・アクトを務めた。
Ako Suzuki
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