大島花子、父 坂本九の代表曲を含む珠玉の11曲を収録したNew Album『百日紅の木下で』を10/27発売

ポスト

大島花子が、3年ぶりとなる3rdアルバム『百日紅の木下で』を10月27日にリリースする。笹子重治をプロデューサーの迎え、父 坂本九の代表曲を含む珠玉の11曲を収録。伝えること、届けることに徹底的にこだわった“手つくり”の作品となっている。

「上を向いて歩こう」について大島は、「新しいアルバムに、生まれて初めてこの曲を作品として収録しました。ライブでは何回も何回もうたった曲ですが、今、歌いたい曲を11曲に絞る時、この曲は外せない楽曲となっていました。コロナ禍で、ひとりぼっちを実感し、つながることの難しさを覚えたそんな折、高い空を見上げながら口からこぼれたのは、“上を向いて歩こう”でした。サウンドは、わたしの心もようを音で表現したつもりです。素晴らしいミュージシャンの方々の音の空で、揺らぐ雲の気分で歌ったレコーディングでした」と、アルバムレコーディングを振り返って自身のブログで綴っている。

「コロナ禍で気持ちを切り替えて発信する人もたくさんいましたが、私は何を発信していいかちょっとストップしたんですね。で、ギターでも弾いてみようかなって、ぽつんと一人で淋しく練習してました(笑)「上を向いて歩こう」を歌ってたら、この曲は私にとっては噛みしめて歌う歌なんだなーって改めて思ったんです。本当はすごくもの悲しさもあるんだけど、でも暖かく、テンポ感も含めて父の歌声だからこそ明るく響いて、聞いてる方の気持ちが前に進まなきゃって!思う曲で、だから今もたくさんの人に愛され、歌われていて、子供たちにもちゃんと伝えていきたいですよね。
目の前の人に歌を届けたいと思ってライブ中心に音楽活動をしてきて、コロナ禍では本当に音楽でよかったのか、卒業式や入学式でも大きな声で歌えないし、もっと違う手段・方法論があったのではないかとか考えたりもしましたけど、やっぱり目の前の人に歌を届けたい!そう思ってこのアルバムを作りました。
恋しさは目の前にないものなんです。目の前にいない人、目の前にない風景。だから恋しいんだと思うし、懐かしいとも思うんです。あなたの「恋しさ」にあいづちを打つ。このアルバムが、そんな存在になれば嬉しいです」と、アルバムについての思いを語ってくれた。

ジャケットは絵本作家の荒井良二が手掛けている。百日紅の木の花の色や枝をベースに大島花子の内面と音楽性を重ね合わせて描いたものだという。

大島花子のもつ声の柔らかさ、暖かさ、そして和やかさにシンクロしてると強く感じる絵は、ホッコリとして心が和む絵に仕上がっている。


リリース情報

New Album『百日紅の木下で』
2021年10/27 (水) 発売
2800円(税込)/販売元キングレコード株式会社
1.上を向いて歩こう
2.鉱夫の祈り
3.元気を出して
4.午後三時
5.ここで君を待ってるよ
6.若いってすばらしい
7.パパ
8.見上げてごらん夜の星を
10.会いたい人よ
9.WHAT A WONDERFUL WORLD
この記事をポスト

この記事の関連情報