ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、ロックダウン中「癌と闘ってた」

ポスト
Photo by Sam Erickson

ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードが、1年前、癌の治療を受けていたことを明かした。幸い、いまは寛解期にあるという。

◆ロブ・ハルフォード画像

彼は『Heavy Consequence』のインタビューで、こう話した。「1年前、癌とちょっとした闘いをしていた。克服し、いまは寛解期にある。有難いことだ。ロックダウン中のことだ。タイミングって点では、もの事は起こるべきときに起こるってわけだ。人生のこの時点で、自分が1番好きなことがまだできるっていうのは、感謝しかない」

癌闘病については、最近、ペーパーバックで再出版されたハルフォードの自伝『Confess』(オリジナルは2020年出版)で加筆しているという。前立腺癌と診断されたときのことを、ハルフォードは「ショック、恐怖、違和感、安堵(少なくとも今は!)、そんなものが入り混じった気持ちだった……。“自分は死ぬのか?”ってことしか考えられなかった。前立腺癌で亡くなった人を知っているから。でも、医者には、“いや、君は死なないよ、ロブ”って言われた」と、自伝に加わった新たな章で綴っているそうだ。

ハルフォードは昨年7月に、前立腺を切除する手術を受けた。それは成功したものの、今年初め、さらなる癌が見つかり、4~5月に放射線治療を受け、6月に問題なしと判断されたという。



ハルフォードはその後、英国に戻り、ジューダス・プリーストは8月半ば、<Bloodstock Open Air>フェスティバルに出演。約2年ぶりにライヴ活動を再開した。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報