沖縄発オルタナティブ・ロックバンドAll Nilly、『廃』EP配信
沖縄発オルタナティブ・ロックバンド“All Nilly”(オール・ニリー)が本日9月29日(水)に『廃』EPをデジタルリリースした。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。
2016年に西銘忠之(gt/vo.)が中心となり前身バンド“signal”を結成、のちに糸数ユウト(dr.)、與古田綾音(ba.)が加わり現体制となる。2021年、コロナ禍で停滞していた活動から心機一転するためAll Nilly名義でバンドを再始動し、“signal”活動時に会場限定販売していたCD『廃』をこのタイミングでデジタルリリースすることになった。
今作には、表題曲「廃」を含む全4曲を収録。西銘のハスキー且つ図太いボーカルで歌われる心象風景を表現したリリック、テクニカルながらセオリーにとらわれないソングライティング、攻撃的で精悍なビジュアルが持ち味だ。
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【コメント】
西銘忠之(Vo,Gu)
思い出や忘れたく無い人をテーマに書こうと思ってましたが、今と向き合う事も多く、書いてくうちに、歳を追うごとに変化して行く自分や周りの環境をがむしゃらに駆け抜けて行きたい、そう思いました。
與古田綾音(Ba, Cho)
西銘の書く歌詞はあまり「自分」以外の人が出てきません。その分、色んな「人」の生き方を想像して歌詞を楽しむことができます。ぜひ歌詞も曲の世界観も好きに想像して楽しんでくれると嬉しいです。
糸数ユウト(Dr,Cho)
今作品全体を通して、それぞれ違う色の曲が出来ました。曲の展開で、ジャジーなサウンド、レゲエのサウンドへの変化もあり、リズムセクションも聴き応えある内容だと思います。
studio HYBRID代表 いっせー/「廃」EPエンジニア
地下が似合うような、オルタナティブロックを基調とした楽曲に、スリーピースとは思えないアンサンブル。なによりも、見た目からは想像も付かない図太い歌声。近年、再燃しつつある沖縄の若手バンドシーンでも異才さを匂わせていた「signal」。
まだまだ目立った活動経歴はないが、彼らはただ淡々粛々と曲を作り、小さなライブ会場で手売りの音源を売り、往年のロックバンドと同じく一歩一歩を着実に進んできた。
それが少しずつ実を結び、いろんな方面から名前を聞くようになってきて、まさにこれからという頃にコロナ禍に突入。それでも変わらず目の前の出来る事を進んできた彼らだが、今回は全てを払拭するかのようにバンド名も一新。
「All Nilly」沖縄から生まれたダークヒーローである。
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『廃』
Release: 2021.9.29
Format: Digital
Label:FRIENDSHIP.
Track:
1. 廃
2. 無経路
3. 足跡
4. いつか
配信リンク
https://FRIENDSHIP.lnk.to/hai